思い返せば、ういろうをはじめて買ったのは、藤沢の小田急百貨店の地下食品売り場でした。ようかんのように見えても、食感はようかんとはちょっと違った独特のもの。すぐにういろうの味のとりこになって、なんども続けざまに買ったものです。
それからすでに十年が過ぎました。しかしながらまわりを見渡せど、ういろうはどこにも見あたりません。食べたいと思っても、買うお店がないのです。うーん、これは作るっきゃない!? ところが、自作の一度目は蒸している最中に眠気に誘われて寝入ってしまい、気が付けば鍋を空焼きしており、蒸し器ならぬ、空焼き鍋の中でういろうがブスブスと沸騰していました。あちゃーっ (^_^;
抹茶ういろうを作る基本的な材料
Let’s start!
上新粉、片栗粉、砂糖、抹茶を混ぜ合わせます。砂糖を均一に混ぜ合わせておくと、水回りが良くなり、ダマになることを避けることができます。
水を最初は少し入れては混ぜ、少し入れては混ぜることで粉がダマになるのを防ぎます。
水を全て加え終えたら、ザルや漉し器で漉します。
中火にかけ、加熱します。加熱された部分から糊状に固まってくるので、焦げにならないように、鍋底からむらなくかき混ぜます。
蒸し器用の容器にいれます。クッキングシートを挟んでおくと、とりだすときに取り出しやすいでしょう。 今回は小豆あんをサンドイッチ状に挟んでみました。
蒸し器で60分ほど蒸します。 当レシピの量よりも倍増する場合などは時間を適宜延長します。
蒸し上がれば、クッキングシートの端を持ち上げて取り出します。 こ、これはまさに「ういろう」だ!
糸を使ってスライスすれば、抹茶ういろうのできあがりです。 子供はけんかしながら競って食べてました。 そんなにうまかったか!? ヽ(^。^)丿
ここでの「こつ」
※1 【中火にかけ、加熱】 上新粉や片栗粉はすぐに沈殿します。生地を均一に保つためには、蒸す前にのり状(糊化)になるまで加熱しておくことが大切です。
※2 【抹茶ういろうのできあがり】 おすすめは牛乳抹茶小豆ういろうかな。。って、全部入っているだけだろっ! (^_^; ・ 牛乳ういろうにする場合:水を牛乳に置き換え(抹茶はお好みに応じて入れたり止めたり) ・ 小豆ういろうにする場合:小豆あんを100g追加(抹茶はお好みに応じて入れたり止めたり)
【参考文献】 東海の味 さんの 家庭で挑戦!ういろう