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作り方 |
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【種もみ選び】本来4月下旬、今回6月14日
(^_^;
桜(ソメイヨシノ)が咲き始めると、そろそろ種まきの季節です。
種もみをもらい、ワクワクする親父(私本人)をよそに、米づくりを実際にやってほしい長男はなかなか興味を示さず、最初の作業(種もみを水に浸け、しばらく保管できるあたたかいところで観察)に、着手したのは、6月中旬。。。 (;_;)
みなさんへ助言です。いくら米づくりをこどもに体験させたい場合でも、最初はご自分で楽しいシーンを作り出して、観客として子どもを惹きつけましょう。 ヽ(^。^)丿
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【芽だし】本来5月初旬、初日から5日目〜1週間後、今回6月18日
種もみを表面積の広いバットなどに入れた水に浸け、あたたかいところに置いたまま、毎日水を替えていると、3日目〜7日目くらいで芽がでてきます。
この芽だしをしている間にバケツに土の用意をしておきましょう。バケツにいっぱいまで土をいれ、バケツをわずかに持ち上げて、トントンと落とすと、土が締まり、5cmくらいの余裕ができます。
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【種まき】
芽だしで、種もみから芽がでてきたら、いよいよ植え付けです。バケツの土の表面ヒタヒタまで水をいれ、7mmくらいの深さ(種もみ2つ分くらいの深さ)に、種もみを植えます。種もみは、あとで抜くことになるので、密集して植えないよーに!!
水が少ないので、こまめに水やりをして、ヒタヒタにしましょうね。
(今回は作業の都合上 6月23日にずれました)
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【葉がでた】初日から10日目頃、今回6月27日
最初の葉がでてきます。元気になぁーれっ! と声をかけましょう。こころが伝わるかも。
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バケツ全体に、ひょろひょろと芽がでているのがみえますでしょうか。
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【田植え:苗の移し替え】本来5月中旬、初日から15日目〜20日目、今回7月3日
葉が3枚ほどに成長して、15cmくらいに伸びたら、苗を移し替えます。
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今回7月11日
作業の都合上 苗の移し替え作業が1週間ずれ込んだだけで、こんなに成長してしまいました。 (^_^;
もうすっかり、雑草の様相、、、。
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苗を抜くときには、手のひらをズブズブと、泥の中まで突っ込み、苗のまわりにある土をいっしょくたにすくい上げます。それでも今回はかなり成長していたので、ブチブチと根が切れる感触が…。 (゚o゚)ゲッ!!
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【植付】
バケツから全ての苗を抜いたら、2〜3株を1つのかたまりにして、バケツの中心部へ植え付けます。植え付けの深さは、2〜3cmになるようにします。
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バケツの真ん中に、ちょろっ (^_^;
水は5cmくらい溜まるようにします。
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当然、たくさんの苗が余りますので、別のバケツを用意して、どんどん植え付けましょう。今回は5つのバケツを用意しました。
今後、常に水が不足していないかを確認し、足りないようなら水を補うようにします。
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【分げつ】本来6月(田植えから20日目)、今回7月18日
5枚目の葉がでると同時に、葉のつけ根が分かれ、新しい茎が生えてきます。稲はこの分げつを、田植えから40日間ほど繰り返し、どんどん増えていきます。
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暑い日が続いており、稲は日に日に成長しています。今年2004年の千葉では、かれこれ3週間以上、夕立含めてまともな雨が降っていません。でもバケツ稲だけは、たっぷりの水で涼し気。
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【ボーフラ退治】今回7月25日
バケツによっては、ボーフラが繁殖。ここはバケツ稲のメリットを生かして、バケツを傾けて全ての水を捨て去り、ボーフラを流すこととしましょう。
土に潜り込んだボーフラも、新しい水をジョーロで勢い良く流して、一掃しちゃえっ。
ボーフラを流した後は、再び、水を5cmくらい深さまで注いでおきます。
あーっ、きれいさっぱりした。 ヽ(^。^)丿
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【中ぼし】本来7月(田植えから40日〜60日目)、今回8月2日
バケツの中に溜まった水を捨て去り、中ぼしを開始。これから5日間は、表面がわずかにひび割れるくらいまで乾燥させ、土の中の水を少なくします。こうすることで、酸素を土の中まで行き渡らせ、一方稲の根は水を求めて深く伸びていくので、丈夫になるとか。。。分げつしすぎないようにするという目的もあります。
※5日を過ぎる前でも、稲に元気がなくなって、垂れてきたら、中ぼしを終了します
※田んぼでは2週間くらい実施するらしい。
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【中ぼしの終了】本来7月、今回8月6日
稲が水不足で黄色く枯れたり、しおれることもなく、無事、中ぼしを終了。再び水を5cmくらいの深さになるように満たします。
稲は順調に育っています。
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【幼穂(ようすい)】
8月になると稲穂の元になる幼穂が作られるので、あぶら粕(100g:ひとにぎり)など、養分となるものを加えてやります。(これを穂肥(ほごえ)といいます。稲セットを使われている方の場合は、ゆっくりと効果がでる肥料が入っているようです。同封されているマニュアルの指示に従ってください。)
虫も、このころつき始めます。葉っぱが丸まっていたら、小さな虫がいる可能性が大きいです。丹念に調べて、取り去っておきましょう。
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【出穂(しゅっすい)】本来8月中旬、今回8月29日
田植え後、90日〜100日目に穂がでて、穂がでた翌日くらいに花が咲きます。朝の9時頃から2〜3時間で受粉し、花は閉じます(写真は雄しべを残して閉じた状態です)。
水は表面が浸る程度にします。
千葉県の中でも当地は、まるまる2ヶ月間雨らしい雨も降らず、晴天が続いたため、田植えから90日どころか、70日弱で出穂となりました。めでたしめでたし。
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【スズメ対策】 今回9月5日
花が咲いた後、スズメ対策が必要になります。
スズメ除けには、写真のように網で囲ったり、キラキラ光るもの(スーパーの袋を短冊に切ったものなど)を稲の直上につるします。
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【落水】
稲刈りをする7日前〜10日前くらいから、水やりはしません。
これを落水といいます。
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【稲の収穫】
品種によって異なりますが、田植え後120日〜150日で収穫となります。穂がでてからの日平均気温の合計(積算温度)で、950度〜1100度です。
稲全体の8割程度が黄金色になったことを目安にします。どうしても稲穂の上ばかりに目がいってしまいがちですが、下の茎の方もみましょうね。 (^_^;
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刈り取った稲は、束ねてから穂を下にして物干し竿などに吊して干します。
10日間ほど干すといいようです。干すことによってもみの水分を減少させ、もみの呼吸を少なくさせるのです。呼吸が少なくなれば、栄養分が減らずに済みますから…。
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【脱穀】 方法その1
割り箸で挟んだりして、もみを稲穂からこそぎ取ります。
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【脱穀】 方法その2
新聞紙を広げた上に稲穂を置き、茶碗で挟みます。稲穂を引っ張ってもみをこそぎ取ります。方法その1よりも簡単なように思えましたが、お好みの方法でどうぞ。
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脱穀を終えたもみです。
未熟で青いのや、小さいのや、いろいろありました。
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【もみすり】
もみをすり鉢に入れ、軟式野球のボールで摺ると、もみ殻が剥がれ、玄米になります。
テニスボールでもやってみましたが、黄色い糸がとれただけでなく、なかなか、もみ殻が剥がれませんでしたので、軟式野球のボールが良いようです。
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剥がれたもみ殻をそうっと息を吹きかけて、とばします。
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【選別】
もみ殻がついたままの米や未熟な青い米、割れた米、黒い米など、不良のものを選別して取り除きます。
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【精米】
玄米をびんに入れ、棒でやさしくかつ、根気よくつつくと、精米できます。粉をふるいでふるって、お米だけにします。
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さて、なん粒できたでしょう。
バケツ5杯からだと、1.4合となりました。
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【炊飯】
お米を洗い、しばらくおいておきます。
市販されている白米のようにきれいにぬかをとりきれていないので、水に浸ける時間は、ちょっと長めがいいかも…。
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【炊きあがり】
炊飯します。
獲れた米が1合にも満たない場合は、電子レンジでチンする方法もあります。
炊きあがりは、見かけ上ボソボソに見えます。もしかして失敗か!?
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【できあがり】
できあがり分量は、茶碗によそうと、大人用に3杯と、子供用2杯になりました。けっこう満足の収穫量。
さあ、食べてみましょう。自分で作った米は、とっても感無量の味でした。 ヽ(^。^)丿
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