日曜日の朝食はロイヤル気分を満喫「スコーン」 |
朝日がふんだん差し込む日曜日の朝には、香り高いイングリッシュティーを淹れてスコーンはいかが。サクッとしたスコーンに、ホイップクリームとストリベリーを添えれば、もう、ロイヤル気分いっぱいです。
なぁんて言ってみましたが、あまりにも生活感あふれる我が家では、ちょっと照れくさい。 (^^ゞ
まぁそれはさておき、空想の世界だけでも、目の前に広がるイングリッシュガーデンを思い描きながら、スコーンをほおばりましょう。おーっ、この味わいはまさしくブリティッ〜シュ ! (-。-)
スコーンを食べはじめたころは、そのものには味も素っ気もないし、そーんなにうまいとも思えませんでした。ただホイップクリームといちごジャムを挟んで食べさせてもらえるので、甘みの少ないショートケーキを食べる感覚でした。
ところが何度かこれを繰り返すうちに、我が家にもブリティッシュなロイヤルな慣習が根付きはじめ?、今ではスコーンを待ちわびる日々です。
「一度は手作りしてみたいおやつ!」 シリーズの紹介です | ||||||
白玉だんご | だんご | わらび餅 | きびだんご | えびせんべい | かりんとう | あめ |
キャンデー | ポテトチップス | 水あめ | スイートポテト | ラムネ菓子 | カルメ焼き | おはぎ |
ういろう | 水ようかん | タルト | フラン | チョコレート | スコーン | シュークリーム |
カステラ | ロールケーキ | マロンクリーム | プリン | カップケーキ | ミルクレープ | スフレ |
スコーン約20個分の基本的な材料
用途 | 材料 | |||
スコーン用 | 小麦粉 300g | ベーキングパウダー 大さじ 1と1/2 | バター 60g | クリームチーズ 60g |
砂糖 大さじ1/2 | 卵 1個(できるだけ大きめのもの) | 牛乳 100cc | ||
トッピング用 | 生クリーム 200cc | 砂糖 ほとんど無し〜お好み次第(大さじ2迄くらい) | ||
その他
お好み次第で何でも(新鮮なフルーツがあれば、ベター)
例 |
||||
※参考情報 ・バターを手作りするレシピはこちら ・小麦粉を調合するレシピはこちら ・砂糖を手作りするレシピはこちら |
Let’s start!
作り方 | ||
1 | 【生地の準備】
小麦粉、ベーキングパウダー、バター、砂糖を計り入れます。小麦粉にベーキングパウダーをあわせてからふるうのが常識ですが、そこまでしなくても大丈夫。 |
|
2 | うまみを引き立てるクリームチーズもたっぷり! V(^0^)V とは言いながら、ストックが無いときには、入れなくても大丈夫だったりします。 (^_^; |
|
3 | 【混ぜ合わす】
バターとクリームチーズをつぶしながら、もみ込んでいきます。まだ練りません。 |
|
4 | 卵を全卵のまま、加えます。 | |
5 | 牛乳を加えます。 | |
6 | 生地が均一になるように、混ぜながら、団子状にまとめます。練ってしまうと、粘りがでてしまうので、練りはしませんので、ご注意を。 | |
7 | 【伸ばす】
延べ棒で、厚さ15mmくらいになるまで広げます。薄くしすぎると手順11のようにスコーンをパカッとわりにくくなります。 |
|
8 | 【切り取る】
お猪口などを使い、円形に切り取ります。穴だらけになった生地は、もう一度丸めてから延べ棒で広げ、お猪口で切り取ることができますので、無駄にはなりません。 |
|
9 | 【オーブンで焼く】
オーブン皿にはバターを薄くひき、小麦粉を振りかけるか、クッキングシートを使います。 |
|
10 | 【できあがり】
紅茶を添えて、できあがりです。 |
|
11 | スコーンの脇を指でつまみ、ちょっと押さえつけると、スコーンがパカッと割れます。その割れ目をきっかけにして指で開けると、スコーンを上下2つに分けることができます。 | |
12 | この上下に分けたスコーンにホイップクリームやカスタードクリーム、イチゴジャムやマーマレードを挟んで食べるとおいしいです。Good!
今回は、1/2に分けたスコーンにホイップクリームと生のストロベリーをあしらってみました。 |
ここでの「こつ」
※1 【団子状にまとめます】
もし時間に余裕があるようなら、ラップをして1時間ほど寝させておくと、水分が均一になり、なめらかな生地に仕上がります。
※2 【砂糖 ほとんど無し〜お好み次第(大さじ2迄くらい)】
ホイップクリームに加える砂糖の量は、トッピングによって変えるといいようです。主にフレッシュフルーツをトッピングするときは、砂糖も入れますが、ジャム系をトッピングするときには、砂糖は少ない方がおいしいです。
※3 【ベーキングパウダー】
ベーキングパウダーの取り置きがないときに重曹で代用することがありませんか? 実はベーキングパウダーは重曹に比べ、次のような違いがあります。こういったことを知っておくと、失敗が少なくなりますね。 ←スコーンで大失敗した奴 (^_^;
・同量を使ったときのふくれる量がベーキングパウダーの方が2倍
・重曹を多量に使ったときに現れるような、臭みと苦みがベーキングパウダーにはほとんどない
・ベーキングパウダーは、焼いたときなどに黄色く着色しにくい
このような違いは、ベーキングパウダーに含まれているのが重曹だけでなく、「助剤」としての複数の酸性剤が含まれていることに起因します。この助剤の働きによって、重曹の欠点を改良したものがベーキングパウダーというわけです。
品目 | 反応式 |
重曹(炭酸水素ナトリウム、重炭酸ナトリウム) | 2NaHCO3+熱 → Na2CO3 + H2O + CO2 |
ベーキングパウダー | NaHCO3+HX(複数の助剤)を混ぜ合わせ → NaX(中性塩) + H2O +CO2 |
※ | 助剤としては、酒石酸、クエン酸、第1リン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、グルコノデルタラクトン、フマル酸など |
※ | 重曹は加熱により反応しますが、ベーキングパウダーは混ぜ合わせることで反応が始まります。つまり、ベーキングパウダーを使うときには、混ぜ合わせたのち、間をおかずに調理に取りかかる必要があることがわかります。 |
参考文献
・NHKのいつぞや(199x年)に放送されたものをメモったもの
・家内の意見 V(^0^)V
・東京ガス 食の生活110番
さんの「重曹」と「ベーキングパウダー」の違い
|