ティッシュの空き箱で作る本格的な「カステラ」 |
長崎のカステラを食べたい!でもカステラを作るには、高さや幅の大きな型が必要だし、面倒だなっと避けてきました。
ところがある日、NHKを見ていたときにオーブンレンジに附属の天盤を使って焼く方法を紹介していました。ま、カステラが食べられるなら、多少背丈が低くてもいっかぁ、と思いながらネットを見てみると、新聞紙やティッシュの箱を使って手軽に焼く方法を紹介しているではありませんか。ついでながら、自宅にあったオーブンレンジの取り扱い説明書の附属レシピ集にも記載あり!!
なぁんだ、こんなにカンタンに自宅でもカステラを作れるんだと納得し、作ってみました。家族からも『これはおいしぃ』と好感触!
「一度は手作りしてみたいおやつ!」 シリーズの紹介です | ||||||
白玉だんご | だんご | わらび餅 | きびだんご | えびせんべい | かりんとう | あめ |
キャンデー | ポテトチップス | 水あめ | スイートポテト | ラムネ菓子 | カルメ焼き | おはぎ |
ういろう | 水ようかん | タルト | フラン | チョコレート | スコーン | シュークリーム |
カステラ | ロールケーキ | マロンクリーム | プリン | カップケーキ | ミルクレープ | スフレ |
カステラ ティッシュBOXサイズの基本的な材料
強力粉 115g | 卵 Lサイズ3個 | 牛乳 50cc | ハチミツ(水飴でもO.K.) 大さじ2 | 砂糖 150g |
ティッシュの空き箱 | ホッチキス | アルミホイル | クッキングシート | ラップ |
※参考情報 ・小麦粉を調合するレシピはこちら ・砂糖を手作りするレシピはこちら |
Let’s start!
作り方 | ||
1 | 【型の準備】
ティッシュの空き箱の上面を切り取り、側面は補強のためにホッチキスで留めておきます。 |
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2 | 短辺側をアルミホイルで覆います。 | |
3 | 同様に、長辺側もアルミホイルで覆います。 | |
4 | 【クッキングシート】 アルミホイル同様に、クッキングシートでクロスさせるように覆います。 |
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5 | 【湯煎でハチミツを溶かす】
湯飲み茶碗に牛乳を入れ、湯煎であたためます。ここにハチミツを入れ、溶かしておきます。ハチミツが、しっかりと溶けたら、湯煎から取り出し、冷やしておきます。 |
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6 | 【生地の用意】
ボウルに、卵と砂糖を測り入れます |
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7 | ハンドミキサーの『強』を使い、卵と砂糖を15分間撹拌します。 | |
8 | 撹拌のはじめは、黄身で黄色かった生地が、15分後には空気を含み、ソフトなクリーミー色に変わっていきます。 | |
9 | ハチミツを溶かした牛乳を加えます。 | |
10 | ハンドミキサーの『弱』を使い、ハチミツ牛乳を2分間撹拌します。 | |
11 | 強力粉を加えます。 | |
12 | ハンドミキサーの『弱』を使い、強力粉を3分間撹拌します。 | |
13 | ティッシュの空き箱を使った型に生地を流し込みます。 | |
14 | 【焼き上げ】
オーブンを予熱せずに、170度60分にセットし、焼き上げます。 |
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15 | 残り15分くらいになったら、焼き色を確認し、きれいなきつね色になっているようであれば、焦げがすすまないように上面をアルミホイル等で覆います。 | |
16 | 焼き上がり。 | |
17 | 1日置くと、しっとりとしておいしさが増します。ぜひ、熱いうちに全体をラップを覆い、上面を下にしてそのままおいしさがアップするのを待ちましょう! | |
18 | 1日置いたあとの状態です。 | |
19 | 側面などの焼き色がついた部分をカットして、市販されているカステラのように切り分けてみました。
しっとり、おいしい!! |
ここでの「こつ」
※1 【ハチミツ(水飴でもO.K.)】
カステラの本場は言わずと知れたオランダですが、本場オランダの職人も日本のカステラはおいしいらしい ⇒ 伝言モード (>_<)ヽ
その理由は、カステラのしっとりさ。日本の和菓子技術でもって、しっとりと仕上げる働きをしているのが、このハチミツ(水飴でもO.K.)なのです。
ただし『砂糖の代りに、全部を水あめにすると、焼くとバリバリになりそう…。』との意見も。どなたか、試しに一度チャレンジしてみてください。回答はゲストブックでお待ちしています。
※2 【側面は補強のためにホッチキス】
加熱したときに開かないようにホッチキス留めします。ノリ系は揮発して食品に混ざることも考えられるため、ホッチキスを利用します。
※3 【アルミホイルで覆います】
アルミホイルがない場合は、直接クッキングシートで覆うことも『可』です。その場合、焼き上がって冷めると、生地がティッシュの型にくっつき、剥がれにくくなる場合がありますので、ラップで包む前に、ティッシュの型から取り出すことをお勧めします。
※4 【湯煎から取り出し、冷やして】
熱すぎると、生地と混ぜたときに、固まる恐れがあるためですので、60度くらいになっていれば、すぐに撹拌すれば固まることもありません。
※5 【熱いうちに全体をラップを覆い】
カステラから水分が蒸発してしまわないようにラップでくるみます。
また焼き上がったカステラは中央部が側面方向に膨らんでいます。ラップで覆う際には、この膨らみを直線に戻すようにラップすれば、冷めたときに、きれいな長方形に仕上げることができます。でもムリして押さえ込むと、シワシワになりかねませんので、ご注意を!
参考文献
・SHARP オーブンレンジ家庭用 液晶ナビゲーションレンジ RE-M200 COOK BOOK カステラ
・NHKみんなのきょうの料理 [カステラ] 料理レシピ
・ローヤルハネー | 埼玉養蜂オフィシャルサイト - ハニーカステラの作り方
・ティッシュの空き箱でカステラの作り方 - E★エブリスタ