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東海の名物「ういろう」

 思い返せば、ういろうをはじめて買ったのは、藤沢の小田急百貨店の地下食品売り場でした。ようかんのように見えても、食感はようかんとはちょっと違った独特のもの。すぐにういろうの味のとりこになって、なんども続けざまに買ったものです。

 それからすでに十年が過ぎました。しかしながらまわりを見渡せど、ういろうはどこにも見あたりません。食べたいと思っても、買うお店がないのです。うーん、これは作るっきゃない!? 
 ところが、自作の一度目は蒸している最中に眠気に誘われて寝入ってしまい、気が付けば鍋を空焼きしており、蒸し器ならぬ、空焼き鍋の中でういろうがブスブスと沸騰していました。あちゃーっ  (^_^;

「一度は手作りしてみたいおやつ!」 シリーズの紹介です
白玉だんご だんご わらび餅 きびだんご えびせんべい かりんとう あめ
白玉粉 上新粉 かたくり粉 きびだんご えびせんべい かりんとう あめ
キャンデー ポテトチップス 水あめ スイートポテト ラムネ菓子 カルメ焼き おはぎ
キャンデー ポテトチップス 水あめ ラムネ菓子 カルメ焼き おはぎ
ういろう 水ようかん タルト フラン チョコレート スコーン シュークリーム
ういろう 水ようかん タルト フラン チョコレート スコーン シュークリーム
カステラ ロールケーキ マロンクリーム プリン カップケーキ ミルクレープ スフレ
カステラ ロールケーキ マロンクリーム(マロンペースト) プリン マグカップケーキ ミルクレープ スフレ

抹茶ういろうを作る基本的な材料

 上新粉(米粉) 150g 片栗粉 35g 砂糖 150g 抹茶 大さじ1/2〜大さじ1 牛乳もしくは水 500cc
 今回はオプションとして、小豆あん100g
※参考情報
  ・上新粉を手作りするレシピはこちら
  ・片栗粉を手作りするレシピはこちら
  ・砂糖を手作りするレシピはこちら
  ・小豆あんを手作りするレシピはこちら
  ・米を栽培する方法はこちら

Let’s start!

作り方  
【材料を混ぜる】

 上新粉、片栗粉、砂糖、抹茶を混ぜ合わせます。砂糖を均一に混ぜ合わせておくと、水回りが良くなり、ダマになることを避けることができます。

【水を加える】

 水を最初は少し入れては混ぜ、少し入れては混ぜることで粉がダマになるのを防ぎます。

 全体の分量の水のうち、半量を残し、砂糖を十分に混ぜ込んでいくと、木目が細かい、なめらかな仕上がりになります。
【漉す】

 水を全て加え終えたら、ザルや漉し器で漉します。

 ザルに残ったダマをすりつぶします。
 また先に残しておいた半量の水を使って、容器やザルに残った生地を洗い流し、漉し終えた生地に加えます。
【加熱する】

 中火にかけ、加熱します。加熱された部分から糊状に固まってくるので、焦げにならないように、鍋底からむらなくかき混ぜます。

 鍋の底に局所的な固まりができはじめると、急激に全体がのり状になるので、局所的な固まりが7割ほどになった時点で火からおろし、あとは余熱を使って均一になるようにこね合わせます。
【容器にいれる】

 蒸し器用の容器にいれます。クッキングシートを挟んでおくと、とりだすときに取り出しやすいでしょう。
 今回は小豆あんをサンドイッチ状に挟んでみました。

 表面に凸凹ができていれば、スプーンを水で湿らせ、スプーンの背ですべらせるようになでると、なめらかな表面に仕上げることができます。
10 【蒸す】

 蒸し器で60分ほど蒸します。
 当レシピの量よりも倍増する場合などは時間を適宜延長します。

11 【蒸し上がり】

 蒸し上がれば、クッキングシートの端を持ち上げて取り出します。
 こ、これはまさに「ういろう」だ!

12 【できあがり】

 糸を使ってスライスすれば、抹茶ういろうのできあがりです。
 子供はけんかしながら競って食べてました。 そんなにうまかったか!? ヽ(^。^)丿

     

ここでの「こつ」

※1 【中火にかけ、加熱
 上新粉や片栗粉はすぐに沈殿します。生地を均一に保つためには、蒸す前にのり状(糊化)になるまで加熱しておくことが大切です。

※2 抹茶ういろうのできあがり
 おすすめは牛乳抹茶小豆ういろうかな。。って、全部入っているだけだろっ! (^_^;
 ・ 牛乳ういろうにする場合:水を牛乳に置き換え(抹茶はお好みに応じて入れたり止めたり)
 ・ 小豆ういろうにする場合:小豆あんを100g追加(抹茶はお好みに応じて入れたり止めたり)

【参考文献】
 東海の味 さんの 家庭で挑戦!ういろう

 


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