|  | 日曜日の朝食はロイヤル気分を満喫「スコーン」
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 朝日がふんだん差し込む日曜日の朝には、香り高いイングリッシュティーを淹れてスコーンはいかが。サクッとしたスコーンに、ホイップクリームとストリベリーを添えれば、もう、ロイヤル気分いっぱいです。
 なぁんて言ってみましたが、あまりにも生活感あふれる我が家では、ちょっと照れくさい。 (^^ゞ
 まぁそれはさておき、空想の世界だけでも、目の前に広がるイングリッシュガーデンを思い描きながら、スコーンをほおばりましょう。おーっ、この味わいはまさしくブリティッ〜シュ !  (-。-)
 スコーンを食べはじめたころは、そのものには味も素っ気もないし、そーんなにうまいとも思えませんでした。ただホイップクリームといちごジャムを挟んで食べさせてもらえるので、甘みの少ないショートケーキを食べる感覚でした。
 ところが何度かこれを繰り返すうちに、我が家にもブリティッシュなロイヤルな慣習が根付きはじめ?、今ではスコーンを待ちわびる日々です。
スコーン約20個分の基本的な材料
 
Let’s start!
   
 
ここでの「こつ」
※1 【団子状にまとめます】
                 
 もし時間に余裕があるようなら、ラップをして1時間ほど寝させておくと、水分が均一になり、なめらかな生地に仕上がります。
※2 【砂糖 ほとんど無し〜お好み次第(大さじ2迄くらい)】
                
 ホイップクリームに加える砂糖の量は、トッピングによって変えるといいようです。主にフレッシュフルーツをトッピングするときは、砂糖も入れますが、ジャム系をトッピングするときには、砂糖は少ない方がおいしいです。
※3 【ベーキングパウダー】
               
 ベーキングパウダーの取り置きがないときに重曹で代用することがありませんか? 実はベーキングパウダーは重曹に比べ、次のような違いがあります。こういったことを知っておくと、失敗が少なくなりますね。 ←スコーンで大失敗した奴 (^_^;
 ・同量を使ったときのふくれる量がベーキングパウダーの方が2倍
 ・重曹を多量に使ったときに現れるような、臭みと苦みがベーキングパウダーにはほとんどない
 ・ベーキングパウダーは、焼いたときなどに黄色く着色しにくい
 このような違いは、ベーキングパウダーに含まれているのが重曹だけでなく、「助剤」としての複数の酸性剤が含まれていることに起因します。この助剤の働きによって、重曹の欠点を改良したものがベーキングパウダーというわけです。
  
  
    
      
        | 品目 | 反応式 | 
      
        | 重曹(炭酸水素ナトリウム、重炭酸ナトリウム) | 2NaHCO3+熱 → Na2CO3 + H2O + CO2 | 
             
                   
        | ベーキングパウダー | NaHCO3+HX(複数の助剤)を混ぜ合わせ → NaX(中性塩)                
          + H2O +CO2 | 
             
                 
  
             
               
              
             
               
               
                 
                   
        | ※ | 助剤としては、酒石酸、クエン酸、第1リン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、グルコノデルタラクトン、フマル酸など | 
             
                   
        | ※ | 重曹は加熱により反応しますが、ベーキングパウダーは混ぜ合わせることで反応が始まります。つまり、ベーキングパウダーを使うときには、混ぜ合わせたのち、間をおかずに調理に取りかかる必要があることがわかります。 | 
             
                 
  
             
               
              
参考文献
             
 ・NHKのいつぞや(199x年)に放送されたものをメモったもの
 ・家内の意見 V(^0^)V
 ・東京ガス 食の生活110番  
さんの「重曹」と「ベーキングパウダー」の違い