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アルコールストーブ「尖りがない」


 出る杭は打たれる。ま、製品というものは、とんがった部分があると、なにかしら壊れやすいモノです。逆に丸まっているモノはそれだけで強度を発揮します。


 

 

2-9.【尖った部分がないこと】評価ウェイト 1ポイント
  

項番 説明 写真
1 ○350mlのアルミ缶の底だけで桶状の2つのパーツを重ね合わせる作りですので、全体的に丸味を帯びており、やさしい感じに仕上がります。

 曲線美も感じられます。
第1世代(ベーシック)
2 ×輪っかとなるフープパーツを固定するため、アルミ缶を折り曲げる工程があるため、その部分が比較的鋭利に残ります。

×また、アルコール燃料をためるバスタブ部分とフープパーツ部分に連続性がなく、ある意味鋭利なところがカッコ良かったりしますが、上部にとんがっていたり、バスタブ方向(水平方向)にとんがっていたりと、あちこちにひっかけたりへこませたりしてしまう繊細さを持ち合わせています。
第2世代(毛細現象)
3 ×輪っかとなるフープパーツを固定するため、アルミ缶を折り曲げる工程があるため、その部分が比較的鋭利に残ります。

○第2世代ではとんがっていた、アルコール燃料をためるバスタブ部分とフープパーツ部分については、当サイトの加工方法を適用すると、水平方向に鋭利になることはなく、垂直方向にしかも、下方向に鋭利な部分を隠すことがでていることから、課題は解消できています。
第3世代(コスト削減)
4 ○輪っかとなるフープパーツを固定する方法ではなく、桶状の2つのパーツを重ね合わせる第1世代と同じ構造をもっており、やさしい曲線から構成されています。

○第2世代ではとんがっていた、アルコール燃料をためるバスタブ部分とフープパーツ部分については、当サイトの加工方法を適用すると、水平方向に鋭利になることはなく、垂直方向となっており、アルコール燃料の補充等の作業において支障となることはなくなっています。
第4世代(お勧め)



     





--------- 目次 ---------

1. アルコールストーブのタイプ バリエーション
2. 当サイトで製作するアルコールストーブをばっさり比較
2-1. 五徳は不要
2-2. 本燃焼までの早さ
2-3. 火力調整が可能
2-4. 燃費の良い内炎式
2-5. 炎の形が際立っている
2-6. 材料調達コスト
2-7. アルコールの回収性
2-8. 絵柄が倒立していない
2-9. 尖った部分がないこと
3. アルコールストーブの作り方
3-1. 第1世代 ベーシックモデル 
3-2. 第2世代 毛細管現象を活用した高火力モデル )TETKの徒然なるまま
3-3. 第3世代 オリジナル1 「製作コスト削減モデル」
3-4. 第4世代 オリジナル2 「火力調整モデル(お勧め)」
4. 五徳の作り方
5. 第4世代用 火力調整金具の作り方
6. アルコールストーブ四方山話
6-1. カッティングのカッターの刃の進行方向
6-2. 内側パーツ(中込パーツ、隔壁パーツ)
6-3. 風防の検討、輻射熱の検討
6-4. 鍋敷き
6-5. アルコールストーブ本体、コッヘル、風防のスタッキング
6-6. アルコール運搬用ボトル
6-7. 着火具
7. さぁ、アルコールストーブを使ってクッキングしよう!
7-1. お湯を沸かして、カップヌードルタイム、コーヒータイム
7-2. さぁ、おなかが減ったぞ 炊飯だ!


 
 

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