アルコールストーブ「アルコールの回収性」 |
調理するときに使用するアルコールは、少なすぎると途中でアルコールを追加しなければならず、手間がかかります。
いえ、手間がかかる以上に、追加の際、高温になったアルコールストーブにアルコールを入れた瞬間、それなりの量のアルコールが蒸発してしまうため、燃料効率が下がってしまいます。かといって、最初から必要以上のアルコールを本体に注いで使うと、当然ながら調理後には「余り」が生じてしまいます。アルミニウムはアルコールに対して腐食性がある(錆びる)ことから、本体にアルコールを残しておくことは望ましくはありません。
つまり余ったアルコールを回収できないと、余ったアルコールは燃え尽きるまで燃焼させる必要があるわけです。言い換えると、アルコールの回収しやすさは、アルコールストーブの使いやすさにつながると言えます。
2-7.【アルコールの回収性】評価ウェイト 2ポイント
アルコールストーブの燃料であるアルコールは、使い残したままアルコールストーブに入れておくことは好ましくないことは、冒頭の説明のとおりです。 アルコールストーブ本体を傾けて、ボトルに戻せるだけ戻します。微量でも残るようなら、再点火して完全に燃やしてしまうことをお勧めします。 ボトルに戻すときは、炎が噴出するジェット孔を下にすると、ジェット孔からも滴り落ちて来ますので効率がいいですよ。 |
--------- 目次 ---------
1. | アルコールストーブのタイプ バリエーション | |
2. | 当サイトで製作するアルコールストーブをばっさり比較 | |
2-1. | 五徳は不要 | |
2-2. | 本燃焼までの早さ | |
2-3. | 火力調整が可能 | |
2-4. | 燃費の良い内炎式 | |
2-5. | 炎の形が際立っている | |
2-6. | 材料調達コスト | |
2-7. | アルコールの回収性 | |
2-8. | 絵柄が倒立していない | |
2-9. | 尖った部分がないこと | |
3. | アルコールストーブの作り方 | |
3-1. | 第1世代 ベーシックモデル | |
3-2. | 第2世代 毛細管現象を活用した高火力モデル )(TETKの徒然なるまま) | |
3-3. | 第3世代 オリジナル1 「製作コスト削減モデル」 | |
3-4. | 第4世代 オリジナル2 「火力調整モデル(お勧め)」 | |
4. | 五徳の作り方 | |
5. | 第4世代用 火力調整金具の作り方 | |
6. | アルコールストーブ四方山話 | |
6-1. | カッティングのカッターの刃の進行方向 | |
6-2. | 内側パーツ(中込パーツ、隔壁パーツ) | |
6-3. | 風防の検討、輻射熱の検討 | |
6-4. | 鍋敷き | |
6-5. | アルコールストーブ本体、コッヘル、風防のスタッキング | |
6-6. | アルコール運搬用ボトル | |
6-7. | 着火具 | |
7. | さぁ、アルコールストーブを使ってクッキングしよう! | |
7-1. | お湯を沸かして、カップヌードルタイム、コーヒータイム | |
7-2. | さぁ、おなかが減ったぞ 炊飯だ! |