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アルコールストーブ「ばっさりスペック比較」

 手作りアルコールストーブは、TETKさんの工夫で大きく進歩したのはないかと思えるくらい、様々な挑戦をされています。その中で、ワールドワイドで一般に作られていると思われるベーシックタイプを紹介するとともに、TETKさんが2013年に提案されていたCapillary Hoop Stoveの初期型を遺伝子としていくつか作ってみました。

 ここではあくまでも自分の好みでの比較をしていますので、あれやこれや、言いたい方もぐっとこらえてつかぁさい。ということで、次なる表は、当サイトで作り続けてきた代表的な4つのタイプについて、HP管理人の主観をたっぷり入れ込んだ結果ですので、他の方々がどのように思われようが、コレはコレとして評価させていただきとう存じます(笑)。


 

 

Let’s Go!


比較ポイント 第1世代(ベーシック) 第2世代(毛細現象) 第3世代(コスト削減) 第4世代(お勧め)
五徳は不要 5 0 0 0
本燃焼までの早さ 0 3 2 2
火力調整が可能 0 0 0 10
燃費の良い内炎式 0 3 3 3
炎の形が際立っている 2 2 2 2
材料調達コスト 2 0 1 1
アルコールの回収性 0 2 2 2
絵柄が倒立していない 0 1 1 1
尖った部分がないこと 1 0 0 1
合計ポイント 10 11 11 22

 それぞれの詳しい説明は、該当のページを見てもらうこととして、合計ポイント的には、HP管理人の好みと意図的なウェイト配分により、22ポイントを集めた第4世代となりました。と、こう書いている今も、実は魅力的に感じているアルコールストーブがあるんです。

 このページを書くために、やっぱりあちらこちらとネットサーフィンを改めて実施したいのですが、TETKさんのサイトに第4世代のアルコールストーブと同じ飲み口を使ったモデルが紹介されていることを見つけてしまったのです。手元で計算してみると、やっぱり同じ22ポイントとなります。モデルとしては、一番軽量タイプになるので、強風時にあおられて飛ばされかねないという点では、この点をポイントで評価しきれていないな、と。


 話題を変えて…。

 アルコールストーブを使っていると、本体は非常にコンパクトでありながら、熱くなったアルコールストーブ本体を持つための軍手を用意したり、燃料ボトルにアルコールを入れて運搬したり、ライターなどの点火装置、細かい操作をするピンセット、五徳などの周辺機器が必要になってきます。当然ながら調理に使う水を運搬するボトルに、コッヘル、食材とくると半端な量ではなくなってくるんですね。

 でも良く考えてみると、当初は「アウトドアでカップ麺のお湯を沸かして、ちょっとしたコーヒーブレークタイムを持ちたい!」というところから動機があったわけで、初心に立ち返って、ここでアルコールストーブに求めたい本当の機能とはなにか!? ってことも考えていかなきゃぁいかんですね。

 500mlの百円ショップで買ったステンレスマグとアルコールストーブを持って、今日はどこに行こうか!!

     


--------- 目次 ---------

1. アルコールストーブのタイプ バリエーション
2. 当サイトで製作するアルコールストーブをばっさり比較
2-1. 五徳は不要
2-2. 本燃焼までの早さ
2-3. 火力調整が可能
2-4. 燃費の良い内炎式
2-5. 炎の形が際立っている
2-6. 材料調達コスト
2-7. アルコールの回収性
2-8. 絵柄が倒立していない
2-9. 尖った部分がないこと
3. アルコールストーブの作り方
3-1. 第1世代 ベーシックモデル 
3-2. 第2世代 毛細管現象を活用した高火力モデル )TETKの徒然なるまま
3-3. 第3世代 オリジナル1 「製作コスト削減モデル」
3-4. 第4世代 オリジナル2 「火力調整モデル(お勧め)」
4. 五徳の作り方
5. 第4世代用 火力調整金具の作り方
6. アルコールストーブ四方山話
6-1. カッティングのカッターの刃の進行方向
6-2. 内側パーツ(中込パーツ、隔壁パーツ)
6-3. 風防の検討、輻射熱の検討
6-4. 鍋敷き
6-5. アルコールストーブ本体、コッヘル、風防のスタッキング
6-6. アルコール運搬用ボトル
6-7. 着火具
7. さぁ、アルコールストーブを使ってクッキングしよう!
7-1. お湯を沸かして、カップヌードルタイム、コーヒータイム
7-2. さぁ、おなかが減ったぞ 炊飯だ!


 
 

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