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ジャムの王様「いちごジャム」
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いちご、イチゴ、苺。うーん、こう書くだけで嬉しくなってしまいます。あざやかに真っ赤に輝くいちご! 春になると、くだものの中でも一際目を引くいちごです。
といっても果物は木成りであり、「木には成らない」いちごは、野菜に分類されるようですが、そんなことは食べる立場ではどうでもいいこと。真っ赤に輝くいちごを使ってケーキにトッピングするもよし、ヨーグルトに沿えるもよし。そんないちごも、ジャムにすれば日持ちもするようになり、好きな時にいつでも食べることができるようになります。
いちごが安く手に入るようであれば、大人買いで大量にゲットして、ジャムに仕込んでしまいましょう!
いちご1パック(約300g弱)で作る基本的な材料
いちご 1パック(購入したものは、280g入っていました) |
砂糖 ヘタを取った後のいちごの重さ(250g)の50%(125g) |
レモン等 発色を良くし、とろみと酸味を与えます(なければなくっても大丈夫) |
※参考情報
砂糖を手作りするレシピはこちら
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用意しておきたい器具
Let’s start!
ここでの「こつ」
※ 【いちごを割安なときに購入】
新鮮ないちごはおいしく仕上がるって聞きますが、少々痛んでいるような「お買い得品」でも、痛んでいる箇所を切り落とせば、ぜんっぜん問題なし!! おいしいイチゴジャムになりますので、お買い得品で十分!!
※ 【浸透圧でいちごから水分が出てきます】
水分がでてくれば火にかけることができますが、お急ぎの場合は、大さじ1〜2程度の水を加えて煮込めば、すぐに火にかけることができます。
(水を加えておかないと、砂糖が焦げる恐れがありますので、「待つ」か、「水を加える」かのどちらかは必須です。)
3時間、いや、6時間から9時間置いておくというレシピもあります。その場合は、十分に水分が出てきて砂糖が溶けた状態になりますが、家庭で作るような分量だと、どちらの作り方でも遜色ないできあがりになります。
※ 【火にかけることができます】
このレシピの進め方のように、十分に水分を出し切れていない場合は、火にかけて最初のうちは鍋底の砂糖が局部的に焦げ付いてしまわないように、鍋全体からこまめに混ぜるようにします。
※ 【アクですので、取り除きましょう】
ボールに水を張って、そこに捨てるようにすると、アメのようにこびりつかずにすみます。ボールのアクは、あとから水道水で洗い流しましょう。
※ 【いろいろなバリエーションを楽しむ】
市販のジャムだと、ペクチンの働きで、こってりとしたジャムに仕上げられていますが、いちごソースと2層に分かれるくらいだと、ジャム(固形)の部分といちごソース(液体)の2つの味わいを楽しむことができるので、オススメです。
いちごの形がまったくわからないジャムよりも、ある程度1粒1粒のいちごに分けられるくらいの方が、丸大豆ならぬ「まん丸いちご」を使っている証拠でもあり、高級感!?もありますしネ。
※ 【瓶に詰めればできあがり】
写真はジャムというよりも、いちごソースを存分に残した状態のものです。煮詰めきっていないので、必ず冷蔵保存するようにして、比較的早く使い切るようにします。このレシピよりも十分に水分がなくなるまで煮詰めると長期間保存することができます。
⇒ ジャムテスト ジャムとしてしっかりと水分がとれているかどうかをテストする方法を言います。
ジャムを少量水に落とした時に、パット広がってしまうようであればまだ煮詰め方が足りません。逆に、ジャムが散らずに容器の底まで沈んでいくようだとジャムになりますが、煮詰めすぎると、冷えた時にカチコチの飴になってしまいます。