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ポリフェノール(アントシアニン)がたっぷり「ぶどうジャム」

 ぶどうの生産量は、世界で生産されている果物のなかで第1位だそうです。えっ!と思いましたが、ワインになる量が相当あることを考えると納得できます。このブドウは、ポリフェノール(アントシアニン)を含んでいますので、目にいいと言われているばかりでなく、細胞の老化を防ぐ抗酸化作用もありますので、ジャムとして楽しみながら摂取し、健康につなげましょう。

 ぶどうをジャムにするなんてもったいない、という思いってありますよね。でもたま〜っに、高価なぶどうもお買い得になっているときがあります。ちょっと熟しすぎていることがあるようですが、傷んでいるところは外して使うようにすれば、甘みたっぷりのおいしいぶどうジャムに仕上げることが出来ます。もちろん新鮮なものでつくってもO.K.。

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ぶどう1房(2房)で作る基本的な材料

ぶどう 1房から2房
砂糖  タネを取り除い果肉の重量(皮込み 200g)の40% ⇒80g
レモン 1個
※参考情報
 砂糖を手作りするレシピはこちら

用意しておきたい器具

ジャムを保存するための瓶

 

Let’s start!

作り方  
 お買い得のブドウを見つけたら、傷んでしまわないうちにジャムにしましょう。
 表面についた汚れを、ざっと流水で洗い流します
 ブドウを2つ割りにします。
 半分に切ったブドウからタネを取り除きます。
 ブドウの皮はむかないまま、ブドウの果肉の40%相当の砂糖を加えます。
 レモン1個分の絞り汁を加えます
 スプーンで砂糖とブドウを混ぜて馴染ませます。
 最初だけ弱火にかけ、ある程度水分がでてくれば、徐々に中火の強めで煮込みます。

 鍋底で焦げ付かないように、随時まぜながら加熱します。

 浮いてきたぶどうの皮を取り除きます。よく見ると果肉がついていますので、手間をかけられるならスプーン等でこそぎ取って、ジャムに果肉を混ぜ込みましょう。
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 保存性を高めるために、再び火にかけ、いったん沸騰させます。

11  フレンチトーストにぶどうジャムをトッピングしてみました。おいしいよ。
     

ここでの「こつ」

※1 【ざっと流水で洗い流します
 
白っぽい粉みたいなものは、果粉(ブルーム)といい、果物が自ら作り出したもので、果実の鮮度を保ったり菌から身を守ったりする働きがあるそうです。害はありませんので、水洗いはさっとで大丈夫です。

※2 ブドウの皮はむかない
 ブドウの皮に含まれるポリフェノール(アントシアニン)は目にいいと言われています。このポリフェノール(アントシアニン)をしっかりジャムにも含ませたいですね。また紫色に発色しますので、見栄えもきれいです。

※3 レモン1個分の絞り汁を加えます
 レモンの酸を使い、ブドウの皮に含まれるペクチンを取り出し、ドロッとしたジャム状にします。

※4 浮いてきたぶどうの皮を取り除き
 ぶどうの皮についている果肉も集めてみると結構な量になるようです。もし十分に冷えているようであれば、手でつぶす方が早いかも。スプーンでこそぎ取るのは、地道な作業で、気がとおくなりそうでした。でも、ジャムには果肉があった方が、格段においしいです。がんばって!!

参考文献
 1. こだわりの美食 さんの ぶどう

 
 

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