|
大人の時間を気軽に演出します「梅酒」
|
梅ジュースは大人にも子供にも大人気ですが、ちょっと大人の時間を楽しみたいときには、梅酒もオススメ! 梅のさわやかな香りとアルコールを楽しむことができる一品です。
梅酒には、加える砂糖の分量によって様々なレシピがあります。そのどれをとっても、それなりに美味しいので、どのレシピを使うべきか悩んでしまいがちですが、いっそのこと、砂糖の分量は、飲むときの気分にあわせて調整することにして、軽めの分量で仕込んでみました。
もし、飲まれる方が特定の方に限定できるのであれば、砂糖の分量は500gを中心として、100g〜1kgの範囲で調整することが可能ですので、お試しを!
|
かりかり梅 用
|
梅酒 用
|
梅干 用
|
梅ジュース 用
|
梅ゼリー 用
|
販売時期 |
5月中旬〜6月上旬に販売 |
5月下旬〜6月中旬に販売 |
6月中旬〜7月上旬に販売 |
代表品種 |
山梨産 甲州最小
長野産 竜峡小梅 |
鶯宿、青軸、白加賀など |
南高梅 |
あく抜き |
アク抜き必要 |
熟成期間が長いため
アク抜き対象外(不要) |
黄色く熟した梅を使う為、通常不要
(青い梅を使う場合には、アク抜き必要) |
適当な熟度(色づき) |
青みがかっており、黄色くなる前 |
全体が黄色くなり、部分的に赤みがさしたもの
(香りも高いです) |
梅酒※1を作る基本的な材料
青梅(青い未熟な実) 1Kg |
砂糖 100g(最大砂糖と同量の1kg迄) |
焼酎(ホワイトリカー) 35%のもの 1.8リットル |
※参考情報
・砂糖を手作りするレシピはこちら
|
Let’s start!
ここでの「こつ」
※1 【梅酒】
疲れを回復するための代表的な栄養素として、ビタミンB1、アリシン、クエン酸の3つがあります。まずビタミンB1は、糖質を分解するために必要なビタミンで豚肉やうなぎ、ぬか漬けに多く含まれています。このビタミンB1が不足すると疲れのもとになる乳酸を糖質の分解の過程で生成してしまいます。アリシンはビタミンB1の吸収を助ける働きがあり、ニンンク、ネギ、ニラなどに多く含まれます。最後にクエン酸は、ノーベル賞を受賞したイギリスのクレブス博士が、食物から取り込んだ栄養素をクエン酸サイクルとして円滑に循環させる働きがあると説明しており、梅やかんきつ類、酢に多く含まれています。
※2 【青梅を瓶詰め】
今回は、1kgの青梅と1.8リットルの青梅でしたので、2.2リットル瓶には入りきらず、かといって、4リットルの瓶は保管場所がなかったので、500ccの瓶を別途用意しました。
※3 【軽めの甘味】
甘口をお好みの方は、使うときに調整するか、この仕込みの時点で青梅と同量の1kgまで増やすことができます。砂糖の分量を増やした場合、瓶の底に溶けきらずに残ることがありますので、適宜瓶をゆすって、砂糖を溶かしてください。
※4 【警告】
注意喚起です。手作り食品のなかでも発酵食品は、器具や器具を扱う手などに雑菌がついていると思わぬ事故を招く場合があります。衛生には十分に気をつけて、楽しい食品づくりを心がけるようにしましょう。また、嫌な臭いがちょっとでもしたら口にするのは止め、廃棄する勇気をもちましょう。何事も自己責任の意識をもって行動してください。
※5 【お勧めコーナー】
梅干し・漬け物・保存食―娘に伝えたいおいしい手作り (主婦の友生活シリーズ)
|
Q&Aですべて解決! 名人の梅干し・梅料理
|
梅関連ではありませんがお勧めです
|
干し野菜のすすめ
|
お菓子作りのなぜ?がわかる本
|
おいしい!生地―スポンジ、パウンド、シフォン…焼きっぱなしで極上に
|
|
|
|
|
|
参考文献
・鹿児島中央青果ホームページさんのうめ