強烈なオトナの刺激「ジンジャーエール」 |
ゲストブックにジンジャーエールのリクエストがあったのでいろいろと調べてみました。ショウガのシロップ煮はすぐに見つかったけれど、ジンジャーエールに使われている香料はそれだけではないはず、と思い調査を開始しました。香辛料のサイトを調べたり、カクテルのサイトを調べたり…。それでもどこにも作り方はみつかりません。ただレモングラスやシナモン、クローブが含まれているらしいことだけはわかりました。
そこで別途香辛料の使い方を調べあげ、シナモンやクローブなどの香辛料の香りの主成分は油に溶けるが、水でも加熱すると溶かすことができること、粉末は味がでてしまうが原形で使うと香り付けに良いことなどの特徴をゲットし、利用する量にもあたりをつけることができました! このようにしてできたジンジャーエールは、ピリリとくるオトナのためのジンジャーエールとなりました。ぜひお勧めしたい一品です。
ジンジャーエール4杯分の基本的な材料
しょうが 100g | 砂糖 100g | 水 100cc | 唐辛子 1/2本 |
シナモン ひとかけら | クローブ 2粒 | レモン 1/2個 | 炭酸水 500cc |
※参考情報 ・砂糖を手作りするレシピはこちら |
用意しておきたい器具
すりおろし器 | 茶こし |
レモン絞り器 |
Let’s start!
作り方 | ||
1 | 【準備】 生姜はかたまり毎に切り分け、泥をかんでいる部分を切り落としてからすり下ろし、唐辛子はみじん切りにしておき、砂糖、シナモン、クローブを用意しておきます。 |
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2 | 【生姜を煮る】 生姜をすり下ろしたものに砂糖と水、唐辛子のみじん切り、シナモン、クローブの原形のもの※1 を加えて沸騰させ、そのまま弱火で10分間加熱※2 します。 |
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3 | 【レモンを絞る】 加熱している間にレモンを絞っておきます。 |
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4 | 【レモン汁を加える】 生姜汁を火からおろす前にレモン汁を加え、一煮立ちさせます。 |
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5 | 【ろかする】 茶こしで固形物をろ過し、生姜シロップとなった液体を冷蔵庫で冷やします。 |
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6 | 【できあがり】 冷やした生姜シロップに、生姜シロップの3〜5倍量の炭酸※3 を加えて氷を浮かべればできあがりです。 |
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7 | 【市販品の紹介】 生姜味がする市販品としては、アサヒ飲料のWILKINSONジンジャエールがあります。WILKINSONのジンジャエールはこのレシピの生姜シロップを5倍量の炭酸で割ったような味でした。ただこのWILKINSONをお店でゲットするのは至難の技のようです。 |
ここでのコツ
※1 【シナモン、クローブの原形のもの】
シナモンやクローブは、粉末になっていると味が出てしまうため、原形のものを利用します。原形のものを利用することで香辛料の香りだけを楽しむことができます。
※2 【10分間加熱】
香辛料は揮発性ですので、長く加熱してしまうと香りがとんでしまうため、熱に弱いといえるようです。かと言って揮発成分は水には溶けにくい為、ある程度(10分程度)の加熱は必要となります。つまり仕上げの10分程度前に香辛料を利用すると、強い香りのまま利用できるとのことです。
※3 【生姜シロップの3〜5倍量の炭酸】
始めての時には、ちょっと薄めの調合にしておいた方が無難でしょう。もし大丈夫なようであれば、お好みに応じて生姜シロップの割合を増やされるという手順をとった方が良いようです。普段飲み慣れている普通の炭酸飲料水のようなジンジャーエールをイメージしてこれを飲むと、むせてしまうことでしょう。
※4
【お好みによって、焼酎やウォッカ、ジンを加える】
お酒で割るとまた格別です。私のお気に入りは、本格焼酎「白岳しろ」を30mlほど加えて作るカクテルです。またウォッカ30ccを入れてライムを絞ればモスコミュールですし、ジン30ccを入れるとジン・バックになります。
本格焼酎「白岳しろ」 のお問合先:
合資会社高橋酒造本店 http://www.hakutake.co.jp/
熊本県球磨郡多良木町大字奥野813
※5 2001年 7月29日(日曜日) 5:15-
5:45のテレビ番組「モーニング天気!」に出演し、ジンジャーエールを披露しました。
【参考文献】
FCOOK料理フォーラムのスパイスオフ
ウィルキンソン・ジンジャエール愛好会
http://homepage1.nifty.com/merino/wilkinson/index.html
le cafe papillonのカクテルレクチャー
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