さわやかな自然の味「ポン酢」 |
冬に食べる鍋のおいしいことといったら、そりゃーゃもう日本人に生まれてよかったと思えるほどです。 ←いつもながらにめでたい (*^▽^*)/
学生のときに貧乏旅行をしていたときに好んで食べていたのも鍋でした。豚、鶏、魚の食材にポン酢にみそ味などの組み合わせで、いろんなバリエーションの鍋を楽しんでいました。
この鍋にまつわる逸話がひとつあります。 九州のとある駅でいつものように隅っこに陣取り、鍋をつついていたときのことです。
タクシー運転手に 「うまそうやなぁ。」 と言われ、「うまいです」 と答えた後、「おまえらここを田舎やと思うとるやろ」 「いえ、そんなこと決してありません」 「そんなら、それ、大阪駅でできるか」 「… (^_^;) 」
「料理には欠かすことができない調味料!」 シリーズの紹介です | ||||
味噌作り | 醤油醸造 | ウスターソース | 照り焼きだれ | 本醸造みりん |
砂糖 | 塩 | ポン酢 | 柚子胡椒 | ごまラー油 |
オイスターソース | 豆板醤 | XO醤 | ペペロンオイル | タバスコ |
ポン酢の基本的な材料
柚子 1個 | スダチ 4個 | 日本酒 60cc | みりん 50cc |
醤油 100cc | 米酢 60cc | 昆布 5cm | かつお節 5g |
※参考情報 ・みりんを手作りする方法はこちら ・醤油を手作りする方法はこちら ・かつお節を手作りする方法はこちら |
Let’s start!
作り方 | ||
1 | 【材料】 今回の主役のゆずとスダチです。 |
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2 | ゆずとすだちを絞ります。ゆず(190g)とすだち(4つで100g)の絞り汁の分量は80ccになりました。 | |
3 | 【煮きる】 日本酒とみりんを弱火にかけ、アルコール分をとばして煮きります。右の写真は空の鍋ではありません。 (^_^;) |
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4 | 醤油を入れて、弱火で沸騰させ、5分ほど煮詰めます。 | |
5 | 【急冷】 ボールにはった水に鍋を浸けて急冷します。 |
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6 | 【果汁添加】 米酢とゆず、スダチの絞り汁を入れます。 |
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7 | 【うまみ添加】 かつお節と昆布を入れます。 |
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8 | 【熟成】 冷暗所で1週間寝かせると浮遊物が沈殿してきます。 |
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9 | 【ろ過】 目の粗いザルの下に、目の細かいザルを重ねてろ過します。 |
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10 | 鍋でも作って、自家製ポン酢で食べましょう。湯豆腐、水餃子、焼き肉にもあいますね。保存は冷蔵にして、保存料も入っていないため早い目に使い切るようにします。 |
ここでの「こつ」
※1 【絞り汁の分量は80cc】
絞り汁の分量はあまり気にすることもありません。過不足がでても、一度用意したその材料で作ってみましょう。自分なりのおいしいポン酢になりますよ。
※2 【1週間寝かせる】
文献によって、最も差があったのはこの寝かせる日数でした。当然すぐに食べる方もおられれば、1晩、3日間、1週間寝させるというレシピもあり、中には3ヶ月も寝かせることを推奨している方もおられました。まぁ、ご自分のペースに合わせるのが最も良いかと思いますが、醤油とみりんを合わせてから単に寝かせることを「返し」といいますが、この返しを考慮して1週間前後は熟成させてみませんか。