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香り高くピリッとくる刺激がたまらない「ペペロンオイル」

 イタリアンレストランのサイゼリアに行ったときに、目に付いたのがペペロンオイル。通常は加熱したオリーブオイルを使って1日で作ってしまうことが多いけれど、サイゼリアでは、オイルが酸化するのを最小限に抑えるために、非加熱で作るとのこと。

 1ヶ月の辛み成分抽出期間を要するけれど、これはやってみるっきゃない。 ヽ(^。^)丿

「料理には欠かすことができない調味料!」 シリーズの紹介です
味噌作り 醤油醸造 ウスターソース 照り焼きだれ 本醸造みりん
味噌作り 醤油作り ウスターソース テリヤキソース 本醸造味醂
砂糖 ポン酢 柚子胡椒 ごまラー油
さとうきびから砂糖作り 海水から塩 ポン酢 柚子胡椒 ごまラー油
オイスターソース 豆板醤 XO醤 ペペロンオイル タバスコ
オイスターソース 豆板醤 XO醤(エックスオージャン) ペペロンオイル タバスコ

ペペロンオイルの基本的な材料

エクストラバージンオリーブオイル 200g 唐辛子 20g(オリーブオイルの重量の10%)

用意しておきたい器具

フードプロセッサー はさみ
軍手 換気扇

Let’s start!

作り方  
【唐辛子】

 見るからに辛そうな唐辛子を用意します。

【唐辛子のタネとり】

 まず調理の前に、手には軍手をはめ、室内の換気を良くし、換気扇を強めに動作させます。
 唐辛子は、ヘタを切り落とし、そこからはさみを入れて、中のタネを取り除きます。

【唐辛子を粉砕】

 形のきれいな唐辛子を飾り用として、15本ほどよけておき、残りの唐辛子をフードプロセッサーで粉砕します。

【オイルの用意】

 あとから唐辛子を入れやすいように、オリーブオイルの蓋を根元から取り外します。栓抜きのようなペンチを使うと簡単に外せました。

【オイルをよけておく】

 唐辛子を入れるときに、オリーブオイルがこぼれないように、瓶の1/4ほどの量を清潔な別容器に取り分けておきます。

【粉砕した唐辛子】

 紙を巻いて、じょうごの形にしたものを用意し、これを瓶に差し込み、粉砕した唐辛子を入れ込みます。

【飾り用の唐辛子】

 飾り用として取り分けておいた唐辛子を瓶に入れます。

【オイルを充填】

 別容器に取り分けておいたオリーブオイルを瓶いっぱいになるまで、充填します。

【辛み成分を抽出】

 約1ヶ月間、冷暗所に保管し、辛み成分を唐辛子からエクストラバージンオリーブオイルに抽出させれば、ペペロンオイルのできあがりです。スパゲッティーやピザなどをピリリとさせるのに使いましょう。 o(^o^)o

     

ここでの「コツ」

※1 【エクストラバージンオリーブオイル
 値段は高いけど、使うときは大量に使うわけでもないので、香りのいいエクストラバージンを使いましょう ヽ(^。^)丿

※2 【換気扇を強めに動作
 換気扇をつけずに唐辛子を扱っていると、鼻がヒクヒクして、くしゃみはでるは、涙はでるわで、もう踏んだり蹴ったりでした。元々花粉症を患っているせいもあるかもしれませんが、過激な刺激は、健常な方にもいいことはないはずですので、ぜひ、換気扇はつけるようにしてください。
 ちなみに調理が終わってせっけんで唐辛子成分を十分に洗い流し、30分ほど経つと、唐辛子を扱っていたことなど忘れてしまい、つい油断してしまいがちです。こんな時に、ふと目がかゆくなって手でこすってしまったりすると、もう手がつけられません。目がヒリヒリして、しばらく目が開けられなります。  (@_@)/  

※3 【オリーブオイルを瓶いっぱいになるまで、充填
 空気が入っていると、熟成中に酸化が進むので、できる限りいっぱいになるまで入れるようにします。

※4 【ペペロンオイルのできあがり
 ガーリックチリオイルの場合、1玉分のにんにくを薄切りにして、オリーブオイルでさっと炒め、炒めたオイルと共に漬け込めばできあがりです。

参考文献
 ・サイゼリヤさんのこだわりの食材

 


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