調味液漬けパターンのしば漬けです。従来は常温で乳酸発酵させて作る食品でしたが、スーパーなどで購入できるものは調味液漬けですので、ここでは慣れ親しんだ調味液漬けのしば漬けを紹介します。常温で乳酸発酵させたものを作りたい場合は、塩漬けのまま夏場で2〜3日、冬場だと1週間ほど乳酸発酵させ、漬け上がったものをギュッと絞って作ります。
みょうがの味わいを感じつつ、コリコリの歯ごたえを楽しみましょう!
しば漬けを作るための基本的な材料
用意しておきたい器具
Let’s start!
キュウリは、長さ方向に4等分に分けてから、縦割りに4等分にします。
※もし大きすぎると感じるようであれば、さらに2〜3分の1に切っても、おいしいです。
切った野菜の重さを計量します。この野菜の重さの3%の塩を用意します。
漬け込み用容器とは別の大きめの容器で、切った野菜に塩をもみ込みます。野菜がしんなりとなるまで、もみ込みます。
しんなりした野菜をギュッと絞ってから、その絞り汁といっしょに漬け込み器につけ込みます。
重石をして8時間後の状態です。野菜から水が上がってきています。
野菜に漬け汁として、醤油とみりん、酢を加えます。
また、発酵が過度にすすむことを抑制するために冷蔵庫に入れます。今回は取り扱いが簡単なジップロックに入れてみました。これだとスペースをとらないので、じゃまになりません。
漬け込んで1週間目くらいで色づき、食べられます。(色づかなくてもいいなら、重石をした翌日には食べられます)
ここでの「こつ」
※1【キュウリ】 タネの部分をスプーンでこそぎ取るというレシピもありました。タネをとらないとグミッてしまうので、取ることでシャキシャキ感が増すようです。一度お試しを!
※2 【警告】 注意喚起です。手作り食品のなかでも発酵食品は、器具や器具を扱う手などに雑菌がついていると思わぬ事故を招く場合があります。衛生には十分に気をつけて、楽しい食品づくりを心がけるようにしましょう。また、嫌な臭いがちょっとでもしたら口にするのは止め、廃棄する勇気をもちましょう。何事も自己責任の意識をもって行動してください。