|
香り高くピリッとくる刺激がたまらない「ペペロンオイル」
|
イタリアンレストランのサイゼリアに行ったときに、目に付いたのがペペロンオイル。通常は加熱したオリーブオイルを使って1日で作ってしまうことが多いけれど、サイゼリアでは、オイルが酸化するのを最小限に抑えるために、非加熱で作るとのこと。
1ヶ月の辛み成分抽出期間を要するけれど、これはやってみるっきゃない。 ヽ(^。^)丿
ペペロンオイルの基本的な材料
用意しておきたい器具
Let’s start!
|
作り方 |
|
1 |
【唐辛子】
見るからに辛そうな唐辛子を用意します。
|
|
2 |
【唐辛子のタネとり】
まず調理の前に、手には軍手をはめ、室内の換気を良くし、換気扇を強めに動作させます。
唐辛子は、ヘタを切り落とし、そこからはさみを入れて、中のタネを取り除きます。
|
|
3 |
【唐辛子を粉砕】
形のきれいな唐辛子を飾り用として、15本ほどよけておき、残りの唐辛子をフードプロセッサーで粉砕します。
|
|
4 |
【オイルの用意】
あとから唐辛子を入れやすいように、オリーブオイルの蓋を根元から取り外します。栓抜きのようなペンチを使うと簡単に外せました。
|
|
5 |
【オイルをよけておく】
唐辛子を入れるときに、オリーブオイルがこぼれないように、瓶の1/4ほどの量を清潔な別容器に取り分けておきます。
|
|
6 |
【粉砕した唐辛子】
紙を巻いて、じょうごの形にしたものを用意し、これを瓶に差し込み、粉砕した唐辛子を入れ込みます。
|
|
7 |
【飾り用の唐辛子】
飾り用として取り分けておいた唐辛子を瓶に入れます。
|
|
8 |
【オイルを充填】
別容器に取り分けておいたオリーブオイルを瓶いっぱいになるまで、充填します。
|
|
9 |
【辛み成分を抽出】
約1ヶ月間、冷暗所に保管し、辛み成分を唐辛子からエクストラバージンオリーブオイルに抽出させれば、ペペロンオイルのできあがりです。スパゲッティーやピザなどをピリリとさせるのに使いましょう。 o(^o^)o
|
|
ここでの「コツ」
※1 【エクストラバージンオリーブオイル】
値段は高いけど、使うときは大量に使うわけでもないので、香りのいいエクストラバージンを使いましょう ヽ(^。^)丿
※2 【換気扇を強めに動作】
換気扇をつけずに唐辛子を扱っていると、鼻がヒクヒクして、くしゃみはでるは、涙はでるわで、もう踏んだり蹴ったりでした。元々花粉症を患っているせいもあるかもしれませんが、過激な刺激は、健常な方にもいいことはないはずですので、ぜひ、換気扇はつけるようにしてください。
ちなみに調理が終わってせっけんで唐辛子成分を十分に洗い流し、30分ほど経つと、唐辛子を扱っていたことなど忘れてしまい、つい油断してしまいがちです。こんな時に、ふと目がかゆくなって手でこすってしまったりすると、もう手がつけられません。目がヒリヒリして、しばらく目が開けられなります。 (@_@)/
※3 【オリーブオイルを瓶いっぱいになるまで、充填】
空気が入っていると、熟成中に酸化が進むので、できる限りいっぱいになるまで入れるようにします。
※4 【ペペロンオイルのできあがり】
ガーリックチリオイルの場合、1玉分のにんにくを薄切りにして、オリーブオイルでさっと炒め、炒めたオイルと共に漬け込めばできあがりです。
参考文献
・サイゼリヤさんのこだわりの食材