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アツアツをぜひ食べてちょーだい「がんもどき」
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たかが豆腐で作るだけのシロモンじゃないか、とあなどる事なかれ。がんもどきのうまさは、手作りしないと味わえないうまさです。
がんもどきを漢字で書くと「雁擬」となり、雁の肉に似ているということで命名されているということからも、がんもどきのうまさは、推し量ることができます。(ホントか!? 雁の肉の味なぞ知らないゾ
) (^^ゞ
がんもどき(飛竜頭)
6個分の材料
Let’s start!
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作り方 |
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1 |
【水切り】 豆腐に重石を載せ、水切りしておきます。
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2 |
【すりつぶす】
マッシャーを使って、おおざっぱに豆腐をつぶします。
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3 |
項番1で水切りの時間がとれなかった場合は、さらし布に包み、豆腐が形くずれしない程度に水気を絞っておきます。 |
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4 |
【野菜をきざむ】
人参としいたけは細切り、玉ねぎはみじん切り、大和芋はすっておきます。また他にもきくらげは千切り、ごぼうはささがき、ぎんなんは粒のままなど。
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5 |
豆腐に野菜と、小麦粉や溶き卵、塩を加えます。
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6 |
【練る】
よく練ります。
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7
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【整形】
ゴルフボール大の大きさのものを、丸くしてからやや平らに整えます。
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8
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【油で揚げる】 160℃の油で揚げます。
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9
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【できあがり】 3分〜4分で色づけばできあがりです。まずはアツアツを味見してみてください。市販されているがんもどきでは味わえないうまさです。
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ここでの「こつ」
※1 【豆腐に重石を載せ、水切り】
重石を使った水切りの方法では、水切りに時間がかかりますが、野菜などの調理に入るまえにやっておくと、適度に水分を切ることができます。重石が軽かった場合などで、水分の切れがあまいと思ったときには、豆腐をくずしてから、項番3の工程でも水切りをすることができます。
ただし項番3の方法では、豆腐のうまみもいっしょにながれでてしまう(写真の白い液)ので、できることなら、この重石による水切りできっちりと水切りするようにしましょう。重石の重さとしては水を満たしたコップ2つ分くらいが適当のようです。
※2 【豆腐が形くずれしない程度に水気を絞って】
水分がありすぎては形になりにくいのですが、カスカスになるほど水分を切ってしまってもうまみがなくなりますので、ほどほどにしましょう。
※2 【丸くしてからやや平らに整えます】
表面がなめらできれいな形のものよりも、表面がささくれ立っているくらいのほうが、表面のさくさく感と、内側のジューシー感が味わえますので、見てくれの割りには人気があったりします。
このときに、ゆでたうずら卵などをいれたら、うずら卵入りがんもどき V(^0^)V
参考文献
1.わが家の特製・こだわりの味 青春出版社 自家製食品研究会 上村泰子監修
ISBN4-413-06319-8 \1,300+税
2.NHK 男の食彩1999年6月号 P57 \690 (税込)