|
秋冬になったら楽しめるカリコリ「かぶの浅漬け」
|
かぶは、根と葉で異なった栄養成分を摂取できるとのこと。白い根の部分はビタミンCを多く含み、でんぷんや消化酵素のアミラーゼを含んでおり、葉はカロチン、ビタミンC、鉄、カルシウム、カリウム、食物繊維などを含んでいるといったことなので、根の部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜に分類されます。
浅漬けにすると、この両方を一度に食べることができますし、浅漬けだとビタミンCを壊さないという利点も生かせます。和食の添えものとして、また洋食を食べた後の〆の白ごはんのお供としてかぶの浅漬けをストックしましょう。
かぶの浅漬け(塩漬け)の基本的な材料
Let’s start!
ここでの「こつ」
※1 【真っ白でみずみずしい葉っぱのカブ】
カブの表面が一部茶色になっているものは、浅漬けにすると、さらに茶色の部分が広がります。できあがりの香りにも影響するようですので、痛みの少ないものを選びます。
※2 【白いカブ寄りの部分で切り離し】
葉の付け根を残すと、土を噛んでいることがあります。衛生面もありますが、漬け物としてできあがった際に嫌なジャリジャリ感につながることを避けるためです。
※3 【表面の空気を抜いた上で冷蔵保存】
空気が抜け切れていないと、ぬか漬けのときにでる好気性の酸膜性酵母が発生し、透明度が下がったり、嫌な匂いがついてしまいます。
※4 【警告】
注意喚起です。手作り食品のなかでも発酵食品は、器具や器具を扱う手などに雑菌がついていると思わぬ事故を招く場合があります。衛生には十分に気をつけて、楽しい食品づくりを心がけるようにしましょう。また、嫌な臭いがちょっとでもしたら口にするのは止め、廃棄する勇気をもちましょう。何事も自己責任の意識をもって行動してください。