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リラックス効果のある香りに包まれる「ほうじ茶」
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2013年6月のためしてガッテンでほうじ茶が紹介されていました。「香りに包まれると幸せになる」
という説明につられてすぐにほうじ茶作りにチャレンジ。茶の葉は家にあるものを使うと家内からお目玉を食らうことになることは明らかでしたので、まずは100円ショップで緑茶(煎茶)を購入するところからスタートです。
緑茶を煎って、香りを引き出す。
番組ではそんなイメージでしたが、いろんな香りを引き出す工程は蓋をしたままのフライパンで行うし、強火で一気に焙じ上げる工程では、煙もでるしであっという間。横にいた家内はフンフンと香りを楽しんでいましたが、奮闘しているこちらはフライパンを混ぜながら煎ることに専念している始末。。。香りを楽しむレベルに到達するには、まだまだ精進努力がいりそうです。
ちなみにほうじ茶にするための緑茶の作り方はこちら、そして紅茶の作り方はこちらにあります。
ほうじ茶14gを作る基本的な材料
Let’s start!
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作り方 |
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1 |
【事前準備】 緑茶を煎る際に使用するフライパンについている油脂成分をきれいに洗い流します。
また、濡れ布巾を用意して、200度の高温に耐えられる場所に拡げておきます。
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調理する茶葉(緑茶/煎茶)として15gを用意します。
ためしてガッテンでは、「400円/100g
くらいの普段使いのお茶」 という表現を使っていました。
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3 |
【調理開始】
まずフライパンを強火で30秒間加熱し、予熱しておきます。
火を消してから、ひろげておいた濡れ布巾の上に2秒間押しつけてフライパンの温度を100度前後に下げると共に、均一な温度分布にします。
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4 |
【茶葉を蒸す】 火は点火せず、100度程度になったフライパンに茶葉を投入し蓋をします。茶葉に含まれる香りが出やすくするように、茶葉の水分を飛ばす工程になります。
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【水分を飛ばす】 蓋をしたフライパンで2分30秒間そのまま待ちます。
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6 |
ここから高温で一気に焙じあげます。
火力は強火にして、1分ほど混ぜながら煎ります。茶葉が膨らむと共に、徐々に茶葉に含まれる糖がアミノ酸と反応するアミノカルボニル反応が起こり、茶色く色づいてきます。
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7 |
【煎る】 浅煎りや深入りなどの煎り具合はお好みに応じてということでしたが、今回使用したフライパンは厚手のものだったためか、なかなか茶色に色づかず、結局色づかせるまで、3分ほどかかりました。
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大方、緑色がなくなり茶色くなるまで煎ったものをトレイで冷まします。
部分的であれば緑色が残っていても構わないようです。
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9 |
フラッシュを発光せずに、蛍光灯下で撮影するとこんな感じになります。
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ほうじ茶はよく沸騰させた熱湯を注ぎ、1分待ちます。8gのほうじ茶で熱湯200mが目安。
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11 |
【できあがり】 ほうじ茶のできあがりです。
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ここでの「こつ」
※1 【普段使いのお茶】
もし古くなった茶葉があればそれでいいです。今回は、100円ショップ(100円ローソン)で購入した国産茶葉(50g105円)を使用します。
※2 【茶葉の水分を飛ばす工程】
茶葉には300種類以上もの香り成分が含まれているそうで、この香り成分は茶葉の糖につかまれて封印された状態になっているのですが、水分を飛ばすことで香りが高まるとのこと。
※3 【そのまま待ちます】
香りとしては、次のような成分がでてくるらしいので、ワクワクしながら待つとしましょう。
⇒若草、よく熟したライム、ミント、岩塩、塩っぽい水、ヘーゼルナッツ、チョコレート、オレンジ、カカオ、コーヒー豆、バニラビーンズ、醤油、葉巻、シナモン、木樽の熟成香、etc.
※4 【ほうじ茶のできあがり】
抽出時間が長くなると濃く出過ぎます。そんなときは適度な味わいになるまでお湯を加えたり、いっそのこと大量の氷を加えて、「アイスほうじ茶」
にしてみてもおいしかったです。TVでは、紅茶やウーロン茶の茶葉も、煎ってみると香ばしい良い香りがするという紹介もありました。ぜひお試しを。
ほうじ茶は加熱して煎じる過程で、テアニンやカテキン、カフェインが熱によって減少することから、赤ちゃんにも飲ませられる飲料に変わります。香りにはリラックスの効果もあるので、お勧めできますね。
その他
今回番組では、茶師十段の大山泰成さん、ワインのソムリエ伊藤寿彦さんが共演されていました。大山さんは下北沢の方で日本に9名しかいない茶師十段の方が下北沢には2名もいるらしい。いい街だなぁ。そんなほうじ茶作りの体験記もこちらにありました。常滑焼 断熱いり器(ほうろく/ほうじ器)を使っています。コレ欲しい。