みそだれが香ばしい素朴な「五平餅」 |
駄菓子屋さんでも売っていた五平餅です。駄菓子屋さんといえば、薄暗い小さなお店で、こまごまとした空間に謎の食べ物が所せましと置いてあり、店の奥にはおばちゃんが座っていたものです。店の奥にはひらべったいガラスのショーケースがあったりしましたが、何が入っていたのか覚えていません。またおばちゃんの近くには、赤いふたの透明なプラスチックケースが3つほど並んでおり、串刺しの醤油だれのげそや、せんべいが入っていました。でも当時の私の財力ではチロルチョコレートを買うくらいが関の山でした。
懐かしの良き日々ってやつですね。そんな思いにふけりながら、すりつぶしたご飯をじっくりと焼き、みそだれをぬった五平餅を味わってみましょう。
五平餅 わりばし4串分の基本的な材料
だんご生地 | うるち米 1合(150g) | 小麦粉 大さじ1 | 塩 少々 |
つけだれ | ごま 30g | 塩味のついていないナッツ類 20g | |
砂糖 20g | 味噌 20g | みりん 大さじ1 | |
醤油 大さじ1 | |||
※参考情報 ・小麦粉を調合するレシピはこちら ・塩を手作りするレシピはこちら ・砂糖を手作りするレシピはこちら ・味噌を手作りするレシピはこちら ・みりんを手作りするレシピはこちら ・醤油を手作りするレシピはこちら ・米を栽培する方法はこちら |
用意しておきたい器具
乾いた割りばし 4本 | すりばち |
すりこぎ | はけ |
Let’s start!
作り方 | ||
1 | 【ご飯をすりつぶす※1】 米を普通に炊き、小麦粉と塩少々を加えて、粘りがでる程度に6〜7分つきくらいにすりつぶします。すりつぶしすぎるとべちゃべちゃになってしまいます。 |
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2 | 【生地を作ります】 サランラップにご飯の4分の1量をとり、割りばしを真ん中に押し込みご飯で包み込むようにします。割りばしに巻く場合はごはんが温かいうちに割りばしを包み込み、あら熱をとります※2。もしだんごのようにするなら、だんごにしておき冷えてから串刺しします。 |
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3 | 【ナッツをすりつぶす】 ごはんを冷やしている間に、すり鉢でナッツをすりつぶし、なめらかにしておきます。 |
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4 | 【ごまを半ずりにする】 ナッツにごまを加え、ごまのつぶが目立たなくなるくらいの半ずりにします。 |
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5 | 【つけだれを仕上げる】 醤油、みそ、砂糖、みりんを加えて良くすりあわせます。 |
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6 | 【生地をあたためる】 焼き網は十分に熱しておき、表面にさっと油を塗ってから、生地となるごはんを全体がきつね色になるように、弱火でゆっくりとあぶります。 |
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7 | 【焼き上げる】 はけで生地の片面に盛りつけるようにたれをぬり、こうばしい香りがたつ程度に焼き目をつけます。 |
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【できあがり】 皿に盛ればできあがりです。 |
ここでの「こつ」
※1 【ご飯をすりつぶす】
ご飯をすりつぶしたり、割りばしに巻き付けるときには、サランラップをつかうと手がべちゃつかずにすみます。
※2 【あら熱をとります】
温かいうちに生地を動かすと、ばらけてしまいます。十分にあら熱をとり、しっかりしてから焼くようにします。
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