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高貴な香りが拡がる「わさび漬け」
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わさびの学名は「Wasabia Japonica(ワサビア ジャポニカ)」といい、ツンとくる辛み成分は大根に含まれる辛み成分と同じからし油です。このカラシ油には殺菌性があることを1882年にコッホらが発見し、黄色ブドウ球菌や腸炎ビブリオ、病原性大腸菌O157などに対する抗菌性があることもわかっているとのことです。
まぁそんな難しい話はさておき、寿司やそば、お茶漬けにはわさびは欠かせません。鮫皮おろしですり下ろしたわさびを使ったにぎり寿司やそばはとってもうまいです。辛みだけでなく、わさびの香りが楽しめるのです。そんなわさびを今回は漬け物で食べてみることにしました。
わさび漬けの基本的な材料
Let’s start!
ここでのこつ
※1 【手早く】
わさびの辛みは東京ガスさんのサイトによると「わさび独特の辛みの正体は硫黄を含んだカラシ油で、からしや大根の辛みと同じ仲間です。この成分はそのままでは辛くないのですが、切ったりすりおろしたりして細胞が壊れた時に化学反応を起こして、初めて辛くなります。」とあります。このカラシ油は揮発性ですので、もたもたしていると飛んで逃げてしまいます。下ごしらえは手早くしましょう。
※2 【警告】
注意喚起です。手作り食品のなかでも発酵食品は、器具や器具を扱う手などに雑菌がついていると思わぬ事故を招く場合があります。衛生には十分に気をつけて、楽しい食品づくりを心がけるようにしましょう。また、嫌な臭いがちょっとでもしたら口にするのは止め、廃棄する勇気をもちましょう。何事も自己責任の意識をもって行動してください。
参考文献
東京ガス:食の情報/食の生活110番Q&A/わさび漬けの作り方
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/recipe/257.html