わさび漬けの頁へ  最初の頁へ戻る  豚のみそ漬けの頁へ

野菜のシャッキリ感がグーッ!「福神漬け」

 カレーの付け合わせと言えば、福神漬けとらっきょうのはず。ところが、。。。子どもの頃かららっきょうは大の苦手。今でも食べられないのは、イナゴの佃煮とらっきょうとなっています。虫系のイナゴは、食べる人の方が特殊なんじゃないの?ということを言っても異端児扱いにはならない世の中!?ですが、さすがにらっきょうを食べられないのは格好が悪い。

 食育の観点から我が家では、キライな食材も食卓にだされたものは一口だけは食べることを必須としているが、それ以上については強要していない。「そのうちこの味わいがわかるようになって、おいしく食べられるからね。」とだけ言っている。それを自分自身で実践し40ン年となったが、未だにらっきょうはムリ。

 そういうこともあって、私にとってのカレーの唯一の付け合わせが福神漬けとなる。貴重な一品である。


福神漬けの基本的な材料

大根 200g なす 1個 にんじん 1/2本 れんこん 70g きゅうり 1本 しょうが 半かけ
しょうゆ 1/3カップ 酒 大さじ1 砂糖 40g 酢 大さじ1
塩 切り分けた野菜の3%(今回の野菜を計量すると600gでしたので、塩は18gとなります)
※参考情報
  ・塩を手作りするレシピはこちら
  ・砂糖を手作りするレシピはこちら
  ・醤油を手作りするレシピはこちら

Let’s start!

作り方  
【大根:いちょう切り】

 大根の皮をかつらむきにします。

 縦に6等分から8等分に切り分けてから、銀杏の葉っぱの形みたいな、いちょう切りにします。

 大根やレンコン、にんじんは歯ごたえが期待できるので、きゅうりや茄子よりも若干うすぎりにする感じかな。

【きゅうり:半月切り】

 きゅうりは縦に半分に切り分けてから、そのまま半月切りにします。
 大根のところで説明しているように、きゅうりや茄子は、大根やレンコン、にんじんよりも若干厚めにスライスします。

【にんじん:いちょう切り】

 縦に4等分にしてから、いちょう切りにします。

【なす:いちょう切り】

 縦に4等分にしてから、いちょう切りにします。

【レンコン(蓮:ハス)】

 縦に4等分にしてから、いちょう切りにします。

【しょうが:千切り】

 しょうがは千切りにします。写真の野菜が今回の全てになります。

【塩まぶし】

 塩を全体にふりかけてから、軽くもんでおきます。

【数十分の漬け込み】

 30分程度重石をおいて、水分をだします。

10 【塩もみ】

 30分後、ちょっと体重をかけるような感じで野菜をもんでいくと、写真のように水分がにじみ出てきます。

11 【漬け汁の煮きり】

 しょうゆ、酒、砂糖(まだここでは酢は入れません)を鍋に入れ、中火で加熱し、沸騰したら火を止めます。これを漬け汁と呼びます。

12 【脱水】

 野菜の水分を十分に絞ります。

13 【下味を付ける】

 水分を絞った野菜を煮きった漬け汁に漬け込みます。

14  野菜と漬け汁を混ぜ合わせます。
15  野菜をざるに移し、垂れた漬け汁と分けます。
16 【酢を加える】

 垂れた漬け汁を再び中火にかけて一煮立ちさせ、火を止めてから「酢」を加えます。

17 【本漬け】

 酢を加えた漬け汁と野菜を合わせ、本漬けします。

18 【できあがり】

 福神漬けのできあがりです。半日後から食べられます。数日で使い切るようにしましょう。

19

 もちろんあつあつカレーでいただきました。

 歯ごたえも野菜のシャッキリ感がしっかりあって、おいしかったです。家族も大喜び!!

     

ここでのこつ

※1 【写真の野菜が今回の全て
 
にも干ししいたけ、きくらげ、わらび、ぜんまい、ゴボウのうち、ありあわせのものを入れるレシピもあります。

※2 【警告】
 注意喚起です。手作り食品のなかでも発酵食品は、器具や器具を扱う手などに雑菌がついていると思わぬ事故を招く場合があります。衛生には十分に気をつけて、楽しい食品づくりを心がけるようにしましょう。また、嫌な臭いがちょっとでもしたら口にするのは止め、廃棄する勇気をもちましょう。何事も自己責任の意識をもって行動してください。

参考文献
 NHKエデュケーショナルみんなのきょうの料理 の  [福神漬け]
 竢o版社(えいしゅっぱんしゃ)自家製大図鑑 の 福神漬け
 レタスクラブムックおふくろの味定食屋おかず男の料理塾 の 福神漬け

 


わさび漬けの頁へ  最初の頁へ戻る  豚のみそ漬けの頁へ