ワイルドな雰囲気がたまらない「ビーフジャーキー」 |
欧米では保存食の基本とも言えるビーフジャーキーです。少なくとも我が家では、昭和の時代の海外からのおみやげといえば、酒類に次いで人気商品だったように思いますが、今にして思えば、日本への持ち込みは禁止されていたのではないか、、、とも。
燻煙にかけ、干したあとの肉は、筋繊維にそってでこぼこになり、生肉にはないような芳香がでてきます。噛めばかむほどに旨みがでる。そんなビーフジャーキーを作ってみましょう。
ビーフジャーキーの基本的な材料
脂身の少ない牛もも肉のかたまり 500g | 醤油 大さじ1 | 塩 大さじ2 | こしょう 大さじ1/2 |
ブランデーなど酒類 大さじ1 |
Let’s start!
作り方 | ||
1 | 【香辛料ペーストを作る】
醤油と塩をまぜます。 |
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2 | 香辛料として、こしょうやお好みのものを加え、ブランデーをいれて混ぜます。 | |
3 | 【牛もも肉に香辛料ペーストをもみ込む】 牛もも肉に脂身がついている場合は、こそぎ落としておきます。 |
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4 | 【風干その1】
事務用のクリップをS字になるように引き延ばし、もも肉を吊し、冬場であれば風通しのよい日陰で1〜2時間ほど、風干します。 |
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5 | 【薫製チップの用意】
アルミホイルを皿状の整形し、桜やナラの薫製チップを入れて分量外の砂糖を加えます。 |
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6 | 【約70度程度の温燻】
チップから煙をださせるために、はじめは強火で煙をださせ、煙がでてきたら、中火〜弱火を使い分け、70度を維持するようにします。 |
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7 | 1〜2時間ほど燻煙にかけます。 通常燻煙中はふたをとらないのですが、撮影用に中を覗いてみました。 |
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8 | 【風干その2】
燻煙に含まれている余分な揮発成分をとばすため、2〜3時間風干します。この作業は余分な燻煙成分と、酸味をとるためにも、必須の作業です。 |
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9 | 【できあがり】 風乾が終われば、ビーフジャーキーのできあがりです。 |
ここでのコツ
※1【2〜3時間風干】
できることなら風干のあと、日光に半日ほどさらします。身がひきしまって、黒光りするので、「干肉」の風合いと貫禄が満点!!
参考文献
・NHKきょうの料理 男の食彩 1996年
4月1日発行 定価680円
・手づくり燻製 著者
三俣鮎子 西東社発行 ISBN4-7916-0930-1 定価1,700円