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作り方 |
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1 |
道具土(より土とも呼ばれます)を16Kg用意します。道具土は東急ハンズで2Kgあたり650円でした。また陶芸ドットコムさんでは、20Kgで2,000円でした。 |
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2 |
七輪を燃焼室として利用するため、このミニ窯ではひも作りで筒を作ります。炭入れのための穴をあける部分には補強をしておきます。壁厚はいずれも3cmを目安としました。 |
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3 |
筒の内側には棚板(7で穴を空けているパーツ)を保持する支持を突出させます。パーツを後から取り付ける場合には、強度をもたせるために必ず粘土の表面に傷をつけてドベを塗るようにします。 |
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4 |
焼成室の高さまで粘土をつみます。上部を絞りすぎると口径の大きな皿を入れることができなくなってしまいます。注意しましょう。(>_<)ヽ |
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5 |
捨て間を作り、この上に煙突を作ります。煙突があると上昇気流ができて排気しやすくなるため、自然吸気効率が高まり、窯内部温度を上昇させることができます。 |
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6 |
ミニ窯のボディ(右)、棚板(左手前)、捨て間および煙突(左奥)です。捨て間の前にあるのは焼成が完了したあとの徐冷中に使用する煙突のふたです。また、8で巻く針金の溝をつけておきます。だいたい5cm〜8cmくらいの間隔になるようにしておくと良いようです。 |
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7 |
棚板は1日乾燥させてから、燃焼室と焼成室をつなぐための穴を果物の芯くりぬき器であけます。この棚板は2回目の作品を本焼き中に3つに割れてしまいました。しかし破断面を湿らせてから白鍋土のドベを塗り、外周を針金でギュッと締め付けて乾燥させ、穴には透明釉を塗って3度目の本焼きに使用したところ、復元に成功しただけでなく針金をとっても割れず、かえって丈夫になりました。これは窯の補修にも応用できるゾ! |
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8 |
七輪の炭に点火してまずミニ窯を素焼きしてから補強のための針金も巻いて、作品を焼成しました。ドライヤーで強制送風した結果、楽透明釉(溶融温度800度〜1000度)が溶けたので、そこそこの温度までは上昇できるようです。ただし七輪にはかなりのダメージがでましたので、道具土で内面を補修しました。 |
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9 |
皿1枚とぐい飲み1個が上々のできでした。これまでの他の作品はこちらでみれます。
次は基礎4号釉(溶融温度1250度)で焼成してみよっと。(後日談→煙突から炎が勢いよくでていたにも関わらずなかなか温度が上昇しませんでした。どうも煙突から炎がでるということとは窯の内部は還元気味になっており、そのせいで温度が上昇しなかったようです。温度を上昇させるには、完全燃焼の中性炎が良いようです。そうとわかったら、再チャレンジだぁ。) |
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