しょう油に使う大豆の麹は、発熱量が多いため、麹菌が繁殖しはじめてからの放熱対策が欠かせないことから、
1.下部に吸気できるダンパーを設け
2.上部には排気できるダンパーを設けました
また、味噌用の米麹を作る場合には、保温も欠かせないことから、材質には、金属やプラスチックに比べ、比較的保温性がある木材を選択しています。これは費用の圧迫要因となりましたが…。
サイズとして40cm×40cmを採用していますが、できるだけ容量があり、かつコンパクトであるという、相反する要求条件をたてた上で、
1.1.5kgの大豆の麹を仕込むときに放熱ができること(→4段重ねとして設計)
2.補助加熱器具としてのアースノンマットを2台、あんかを1つ収容できること
3.主加熱器具としてのホットカーペット(実際にはホットクッション)の熱を効率良く、受け取ることができること
などを考慮し、大きさを決めています。 |