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成功体験でなんどでも作りたくなる「オムライス」

 オムライスは、なかなかうまくできない。それは卵に火がとおりすぎ、パサパサになってしまったり、卵がきれいな形にならなかったり…etc. と、難関が盛りだくさんのオムライスです。よって作り方が難しいとの思いが先行し、おいしいけれど、失敗がコワイのもオムライスだったりしました。

 そんなオムライスも、フライパンの予熱と卵の加熱時間を一定にすることと、テフロン加工のフライパンを使うことで、きれいなオムライスに仕上げることができます。一度、きれいなオムライスを作ることができたという成功体験があれば、何度でも作りたくなるオムライスとなります!!


1人分の基本的な材料

暖かいご飯 茶碗1杯分 卵 3個 にんじん 3cmくらい
玉ねぎ 1/4個 or ネギ 5cmくらい ピーマン 1/2個 鶏肉(もも) 40g〜50g 
塩胡椒 ケチャップ 大さじ1
(仕上げは分量外)
油 大さじ1
※参考情報
  ・ケチャップを手作りするレシピはこちら
  ・米を栽培する方法はこちら

用意しておきたい器具

 テフロン加工のフライパン 

 

Let’s start!

作り方  
 全ての食材の用意をしておきます。鶏肉はサイコロ状に刻み、にんじんと玉ねぎ、ピーマンはみじん切りにして、暖かいご飯を用意します。卵もできれば常温に戻しておくくらいがいいでしょう。

 まず、鶏肉から強めの中火で炒めます。

 鶏肉にほぼ火がとおった時点でにんじんの細切れを加え、炒めます。
 1〜2分ほどで全体に油が廻り、火がとおった状態になります。
 あとは玉ねぎのみじん切りと、ピーマンのみじん切りなどを加え炒めます。
 塩と胡椒で味を整えます。
 ご飯を加え、ほぐしておきます。
 ケチャップで色をつけ、均一になるまで炒めます。
 卵3個をボールに割り込みます。
 卵はおおざっぱに混ぜた後、ドロッとつながっている白身を箸で挟み、切ります。白身がボトッと落ちるような固まりが無くなればオッケーです。
10  好みにもよりますが、卵は白身と黄身は完全には混ぜあわせず、まだら模様になるくらいがいいでしょう。
11  フライパンに大さじ1のサラダ油を入れ、十分に加熱します。フライパンが十分に熱せられたことを確認するために、卵の汁を1〜2滴ほどフライパンに垂らします。落ちた卵に瞬時に火が通り、盛り上がるようであれば、予熱完了です。

 強火のまま、溶いた卵を一気に流し入れます。10秒ほどの間、フライパンをゆらしながら、菜箸でも卵をおおざっぱにかき混ぜ、10秒後には一度火を止め、予熱だけで火を通すようにします。

12  火を消した後、項番7までで、あらかじめ調理したご飯を入れ、再度点火し、強火で火を点け5秒後に消します

 フライパンをゆらし、卵とフライパンが密着している箇所がないように確認します。卵とフライパンが密着している箇所があれば、フライパン返しなどで剥がしておきます。

13  オムライス全体がずれ落ちるように、ゆらしながらフライパンを傾けていきます。写真の状態で45度くらいまで傾けた状態で、フライパンの端っこまで卵が滑り落ちています。
14

 フライパンの傾きを徐々に強めながらゆらしていくと、ある限界を超えた時点で、上の方から卵の端っこがゆっくりと剥がれ落ちてきます。(剥がれてこないようであれば、箸で上端をめくってやります。)

15  これを大きな皿で受け止め、最後は一気にフライパンを裏返しになるまでひっくり返します。
16  写真のようなオムライスの形に仕上がります。 ケチャップ(分量外です。お好みでどうぞ)をかけてできあがり!!
     

ここでの「こつ」

※1 【ご飯を加え
 
パラパラのご飯に仕上げたければ、暖かいご飯を使います。

※2 【固まりが無くなればオッケー
 箸で白身を切るという作業に慣れてくれば、「白身を切る」という加減が理解できてきます。そうなれば、箸を使ってもっとカンタンにこの白身切り作業ができるようになります。
 まず、菜箸をしっかりと持ち、先端を2cmくらい広げます。この状態で急速に10回(5往復)ほど菜箸を左右に動かします。次にボールを90度傾け、同じく急速に10回ほど菜箸を左右に動かします。固まりが無くなればオッケーです。この方法の方がダントツに早い、カンタン!

※3 写真のようなオムライスの形に仕上がり
 2010.5.5に「はなまるマーケット」で紹介されていた方法を実践してみました。うまくいきました。感謝!

 

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