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ミネラル、ビタミンも含む意外な健康食品「ところてん」
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海産物センターに乾燥したてんぐさが売っていました。このてんぐさから寒天を作ることができます。てんぐさは茶色の海草で、太陽にあてて天日干しにすると、紫外線で色素が脱色されて3日ほどで透明になります。これを湯で煮てゲル化させたものを、一度冷蔵庫で凍らせてから解凍させると、水分が抜けてゲル成分が残ります。このゲル成分は市販されているかんてんと同じ成分で、市販品はさらに乾燥させてあります。
かんてんは、カリウム、ヨードなどのミネラル成分を含みます。かんてんの材料であるてんぐさが海草だけに、野菜と同じようにビタミンも含んでおり、健康維持に効果がある※2ようです。
ゼリーの型(大)2個分の基本的な材料
乾燥した天草 50g |
熱湯 2リットル |
酢 大さじ3 |
Let’s start!
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作り方 |
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1 |
【てんぐさ】 てんぐさは天日で干しているので、紫外線で脱色されてうす茶色をしています。
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2 |
【水洗い】 ほこりやてんぐさについている貝などを水洗いして除きます。
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3 |
【煮る】 沸騰した湯にてんぐさを入れて、後は沸騰しないように弱火で約30分くらい煮ます
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4 |
酢を入れて、更に30分煮ます |
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5 |
【濾過】 3があついうちにまず、ザルでてんぐさを取り除きます。
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6 |
【濾して固める】 さらに、さらし布で濾して不純物を除き、あら熱をとれば、ところてんのできあがりです。磯の香り(臭い?)をとって「かんてん」にしたい場合はこちらをどうぞ。
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【フルーツかんてん】 新鮮なフルーツを入れて、固めれば、こどもに人気のフルーツゼリー、いえ、フルーツかんてんです。ちょっと海の香りが漂うかんてんですね。(かんてん400cc、フルーツ缶詰1缶全て(フルーツ300g、シロップ100cc)、砂糖100g、いちご8個)
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ここでの「こつ」
※1 【「かんてん」にしたい場合はこちら】
一度冷蔵庫で凍らせてから解凍させると、水分が抜けてゲル成分が残ります。これを乾燥させればかんてんのできあがりです。使う前に一度洗えば、磯の香りはずいぶんと消えてよりかんてんらしくなるはずです。あとはお湯で煮溶かして使うのは市販品のかんてんと同じで、冷蔵庫に入れて固めます。 謝辞) 鷹村さんに教わりました。ありがとうございます。
※2
【健康維持に効果がある】
NHKのためしてガッテン(2005年2月16日放送)によると寒天は
「糖やコレステロールの吸収が阻害され、血糖値の上昇が緩やかになったり、余分なコレステロールを体外に排出してくれる」という作用をもつようです。
他にも保湿効果があるため、ご飯3合を炊飯するときに寒天を4g入れるだけで、新米のような冷めてもおいしいご飯になったり、うまさのカプセル効果により、トマトジュース500ccに寒天を8g入れたトマト寒天を作れば、噛んだときにトマトのうまみとジューシーさを味わえるということです。
※3 【心太】
これ、なんて読むかわかりますか?ところてん、と読むんです。
参考文献)HAMANET 房州ちくら漁業協同組合
http://www.hamanet.jafic.or.jp/shohin/c_tengusa.html
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