|
作り方 |
|
1 |
【魚の下ごしらえ】 鯛、ひらめなどの白身の魚を用意して、骨やうろこ、内臓、血合いなどをきれいに取り除きます。今回そろえた材料は写真のとおりですが、おかしらにはかまぼこに使える身がついていませんでした。
|
|
2 |
三枚におろした部分で身が残っているようなら、スプーンでこそげて取るときれいにとれます。 |
|
3 |
水でさらしやすいようにおおまかに細切れにします。このときに骨や血合い、うろこなど目についたものがあれば取り除きます。 |
|
4 |
【水でさらす】 氷水にさらしてさっとかき混ぜ、魚のくさみと余分な油、水溶性のタンパク質、魚臭みを取り除きます。魚肉が沈めばボールをそっと傾けて、水を捨てます。
|
|
5 |
【水を絞る】 湿らせた さらし
で水分を十分にしぼります。ここですり身の重量を計ります。この水分を絞ったすり身の重量に対して、塩は2%、小麦粉は4〜6%、水を10〜20%として分量を決めます。
|
|
6 |
【すり身にする】 水分を絞った身をフードプロセッサーや包丁で、細かくきざみます。包丁だと10分くらい続けると、身に粘りがでてくるのがわかります。裏返したときにスジや血合いなどが眼につけば取り除きます。
|
|
7
|
身の温度が10度以上にならないように、氷水をはったボールにすり鉢を入れて、すり鉢ですり身にします。10分ほど続けるとだんごのようになってきますので、小麦粉と水に溶かした塩を加え、さらに5〜10分間すり続けます。塩水を加えると急激に弾力が増すはずです。力がいりますががんばりましょう。 |
|
8
|
【すわらせる】 すり身ができたら、かまぼこの板やクッキングシートに形を整えてのせて1時間ほど休ませます。この工程によってかまぼこに弾力とつやがつきます。ただし、長くやりすぎても歯ごたえはなくなります。この間の適温は室温〜40度までです。
|
|
9
|
【蒸す】 蒸気がでてからかまぼこを蒸し器に入れます。温度が80度を下回らないようにして20分〜30分間蒸します。
|
|
10
|
【急冷】 蒸し終われば腐敗を防ぐために急冷すれば、できあがりです。小麦粉の分量を増やしたり、水の代わりに卵の白身を加えると弾力が増すようです。いろいろ試してみてください。
|
|