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ほのぼの音色が懐かしい「ウクレレ」
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我が家のこどもたちが通う区立小学校は、今年から2期制(前期/後期制)になった。そのため、これまで1学期の区切りだった夏休みが、学期の途中に位置づけられることから、自由工作展は廃止した、、、と聞いた???
説明を何度となく聞いたが、脈絡がなく、理解に苦しだ末、理解することをあきらめた。要するに、自由研究をするのは自由だけれど、それを発表するチャンスはとりあげられたということらしい。
「チャンス」は、どういったモノであれ、子供を育てるまたとない好機であるのに、それを奪われた、という見方をしているが、異論はあるのだろうか。
おっと、つい自由工作展への思い入れが強すぎて、ウクレレの説明を忘れるところだった。(^_^; ハワイアンでおなじみのウクレレですが、今回の製作をとおして、改めてウクレレの演奏CDを聞いてみました。なかなかほのぼのとした音色でえーんでねーのっ! 聞いていて安心感を覚えるし、これは楽器として完成してからも、価値のある手作り工作です。 V(^0^)V
ウクレレ作成時に用意する工具等(価格は一例)
Let’s start!
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説明 |
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1 |
今回の主役は、ネットをぶらついていて見つけた、ウクレレ作成キット(\1,500のモノ)です。
ネット上に幾つか見つけたウクレレのキットの中でも、作り甲斐のありそうなモノを選びました。単にボディとネックを取り付けるだけのものもあるので、いろいろと探されてはどうでしょう。
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2 |
【ボディ表板と裏板への案内板の取付】
側面板を取り付けるための、案内板を接着します。案内板は、あらかじめ曲線状になっていたので、単に接着するだけなので、カーンタン。
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3 |
【あて木の取付】
側面板と同じ高さの板を取り付けて、固めます。
この板は、のちに木ネジでネックを取り付けるための台座の役目も果たします。
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4 |
【ボディ側面板の挟込】
側面板はやわらかい板なので、曲線にそって曲げることができました。これをはた金4つで固定します。
今回のアイデアは、やわらかいボールを使って側面板を押さえ込み、くびれた腰部の曲線をうまく作ったことかな。
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5 |
【ボディの整形】
側板からはみだした3mmほどの部分を、ヤスリ掛けして削り落とします。
ここまで作ると、箱状になるので、ウクレレの雰囲気が盛り上がります。
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6 |
【ボディへのネック取付】
唯一、木工作らしく、木ネジを1本使って、ネックをボディに取り付けます。
木ネジをねじ込んだ後の穴は、木を削りだして作った埋木で塞ぎ、やすりがけして滑らかに仕上げます。
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7 |
【ボディ内部のシール】
「ウクレレは良く知らないけれど、ギターだったら、内部によくシールが貼ってあるんだぞ。」って言ったら、オリジナルシールを作ってくれました。小学校6年生ともなると、結構パソコンを使えるようになっているもんです。いつの間に…。 (O_O)ビックリ!
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8 |
【弦駒の接着】
ネックからボディまでの距離と、ボディの端から弦駒までの距離が同じになるように、弦駒を取り付けます。
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9 |
【ニス塗り】
ニスを薄く3度以上重ね塗ります。
ちょっと厚くしようかな〜っ、などと欲張って、たっぷりニスを塗ったところは、「あれれーっ」水滴状にニスの固まりがぁあああっ!
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10 |
【できあがり】
弦巻きをネックの穴に差し込み、糸を張って調律すれば、ウクレレのできあがり。
おおーっ、音がきちんとボディで響きわたっている!
※写真の作品は、小学校6年生の長男が作りました。
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ここでの「こつ」
※1 【圧着工具(はた金)】
項番4.でボディと側面を圧着させるために使います。他の工程でも張り合わせるときには、全て使いました。こんなものも100円ショップのダイソーで売っています。百円ショップなので4つ買っても400円!!
※2 【案内板を接着】
側面板は、2mmくらいの厚みですが、この案内板は端から5mmほどあけて取り付けます。この3mmの余裕を持っておくことで、くびれた部分の曲線がうまく作れなくても、保険の役目を果たすのです。
参考文献
・今回のウクレレ作成キットは、手作り支援のお店 ☆blissful life☆
さんから購入しました。
・教育教材の株式会社アーテック
さんのウクレレの作り方
アーテックさんの連絡先はこちら |
郵便番号 581-0072 |
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大阪府八尾市久宝寺1-2-16 TEL0729-90-5505 |