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作り方 |
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1 |
【七輪陶芸による本焼きを5回くらい行った七輪】
黒くなった部分は珪藻土が溶融し、深い傷になった部分です。七輪の手前部分に溶融している箇所が伸びているのは、上置きのミニ窯との間にわずかな隙間があり、焼成中に炎がここを通過したためです。 |
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2 |
【溶融箇所の傷の深さ】
七輪に刻まれた溶融による溝は、2.5cmにもなっていました。このまま継続して使用していると、七輪が割れてしまう恐れは十分にありました。 |
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3 |
【道具土による補修】
単純にタタラのような粘土の板を張り付けただけでは剥がれる恐れがあるので、道具土をひも状に伸ばして、溶融した溝に隙間ができないように押し込みながら表面を覆いました。溶融による傷は複雑な形状をしているので、道具土が剥がれるようなことはないはずです。 |
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4 |
【道具土を覆った状態】
道具土を張り付けて補修を完了した状態です。溶融している箇所は全て道具土で覆いました。 |
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5 |
【乾燥後のパッチあて】
乾燥収縮が小さいと言われる道具土ですが、やはり乾燥割れが沢山できました。この割れ目を放置すると、本体である七輪の珪藻土に熱が直接当たってしまうため、やはりつまようじで道具土をねじ込んで塞いでおきました。 |
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6 |
【補修完了時】
ミニ窯で本焼きをした後の状態です。細かいものをのぞけば特に目立った亀裂もなく、この七輪も使い続けることができそうです。ただ、強度不足の心配は拭えなかったので、一番大きな外周部と、高温になって変色していた胴体部分には、太い針金を巻いて補強することにしました。 |
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