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手元に残っている「革工芸の作品群」

 

 なにか革工芸に応用できるものはないかと、生活に密着したところで、常に意識しています。

 自転車に乗れば、自転車用バック。街を歩けば、お散歩用バッグ。仕事に行けば業務用バッグ、はたまたハロウィーンが近づけば仮装用の仮面、等々。なんでも作れてしまうところがおもしろい!!

 できあがりのタッチ感をイメージして、革を選定したり、新聞紙で型紙を起こしたり。もう、考え出したら楽しくて仕方が無い。目をつぶって、ウーンとうなれば、仮眠までとれてしまう。。。夢の中でさらなる夢は膨らむばかり!!


 

Let’s Go!

説明 画像
 身近に残っていた、革工芸の作品たちを集めてみました。

 職場に置いているものや、プレゼントしたものとかが既にここには、無いことになります。
 例として、携帯入れとかは、10個以上作りましたが、ここには2個しか確認できなかったりしていますが、まぁ、それはそれとして、大体の作品傾向はつかめるかと。
 大型のバッグ類です。

 手前の不思議な形をした黒っぽい鞄は、自転車のミニベロ用バッグで、自転車にまたぐときの「オマタ」をかたどっているため、このような形になっています。

 中央の黄色いのが、巨大なトートバッグ。その右の赤いのが、ど根性ガエルのひろしが使っていた肩掛けバッグをイメージしたもの。そして右端の赤いポケットの紺色のものは、レッグバッグという、これもちょっと異色のバッグです。

 黄色のバッグの左手前には、色違いのバッグインバッグが2つ。
 奥の左側の赤色が主体のちょっと小さめの鞄は、自転車用のお散歩バッグ。その右の黒と赤のコンビネーションのものは、遠方に輪行するときの自転車用フロントバッグ。

 黄色い鞄の左にあるのが、ワンショルダーバッグです。

 バッグの手前には、小物入れ(赤×3個、黄×3個)と、ブックカバー10個。
 ここのものは、ちょっくら手の込んだ小さな小さな小物群。

 左から右に順に
  洗濯ばさみ形状のものは、カーテンを束ねる「タッセル」
  印鑑ケース
  万歩計
  携帯音楽プレーヤーのiriverケース
  携帯音楽プレーヤーのi-podケース

 あと、画面下の端で切れかかっているのが、スーパーの袋を肩掛けにするアイデアツール。
 ポットやカップの熱くなる箇所を革で覆い、装飾を兼ねたカバーにしてみました。

 見えにくいかもしれませんが、画面中央ちょっと右に、トルココーヒーのポットもあります。この取っ手は持ちやすさを意識して、凝った形に仕上げてみました。
 水筒カバー群です。

 いやぁ、たくさん作りました。ここに写っていないものが他にも10個くらいあり、あちこちに配りました。
 これ何だと思います?

 普通のライトをヘッドランプ化するアタッチメントです。詳細は別途下で説明しますね。
 筆箱や、大好きな泡マスターのケース。

 黒色のものは、サイクリングの時に使うアタッチメントの収納ケースです。
 自転車には、ボタン1つのワンタッチで取り付け、尻尾のように伸びた紐状のものを自転車の尾灯を取り付けるゴムに挟み込ませて使います。
 パスポートケースに携帯ケース、電池ケースです。

 たくさん作った携帯ケースが、どこへやっちゃったのか、見つからなくて残念です。ガラケーでしたから、使わないと思って、片付けてしまったみたいです。
10  ハロウィーンの仮装用仮面です。

 ペスト医師の黒いお面を厚紙で製作し、革でも作ってみました。黒い厚紙で作った方は、渋谷の仮装でも使用!! ちと怖い。
11  ここから代表的なものをピックアップしてご紹介します。

 まずはデジカメケース。
12  レンズの盛り上がりを利用して、容易には抜けない作りにしています。
13  横からみるとこのとおり。

 1mmほと革カバーの方を低くしてあります。設計したとおりにできるか心配でしたが、バッチリ。
14  出し入れに時間を要しているようでは、シャッターチャンスを逃す恐れがあるので、カバーはあくまでも引っ張って抜くだけのワンアクション!!
15  いたってシンプルなつくりですが、造りそのものはかなりこだわっています。
16  レンズの位置にぴったりと盛り上がりもあります。なめらかでキレイ!
17  ブリーフケースというのでしょうか。

 書類を入れるケースです。
18  日常使いの資料はほとんど入ります。これでインシデントもゼロ!
19  鞄の中でひっかかることがないよう、余計なポケットはありません。
20  一方、ノートパソコンケースは、というと。
21  ここにポケット。
22  ポケットに入れた小物が飛び出てしまわないように、赤いパーツを覆いかぶせる構造。
23  裏にもポケット。
24  自転車のフロントバッグ(大)です。
25  メーカーさんが提供しているアタッチメントで取り付けることを想定して作成しました。

 輪行時には、肩から提げたいので、持ち手も付いています。
26  フロントバッグなんで、サイクリングマップを固定するパーツ付き。
27  底は平らにしているので、膝の上に置いても痛くありません。
28  で、これが通称、豚バッグ。

 BD-1 という自転車に取り付けて使用します。
29  鼻の部分と、耳に見える部分に紐を通して肩から提げることができます。
30  トートバッグです。
31  でかいです。
32  自転車の修理キットを収める工具入れ。

 同僚の女の子が持っていた筆箱を20秒ほどでノートにスケッチさせてもらって基本的な構造をまねしました。
33  閉じるときは、紐状の革をクルクルと巻いて、挟み込めばOK
34  コーヒーカップ

 右手には、ペンを持つので、左手用となっており、飲み口がこの位置になります。
35  通常使用時はこのとおり。
36  運搬するときは、カップを反転させてカップの中に埃が入らないようにしてみました。

 なかなかのアイデアもんでしょ!
37  日帰りキャンプで使っている500ccのマグカップ。

 ダイソーのものに、蓋をAmazonで購入。
38  加熱すると熱くなる箇所を革で覆いました。
39  トルコでお土産に買ってきたトルココーヒーの湯沸かしポット。
40  持ち手が相当熱くなるわりに、短いので、親指で挟みやすい形状にしました。
41  裏は平らにしたので、持ちやすいです。
42  直径10cmのプチ鍋です。
43  赤いオイルレザーでお化粧してみました。
44  なかなか赤いのが、ポイントになりました。
45  気をよくして、コーヒーポットやなんやかやと。。。
46  蓋のカバー形状には悩みました。

 革を水でしめらせて、型取ってから縫い合わせます。
47  取っ手には、カーヴがあるので、どのような作りにしたらよいのやら、さっぱり見当がつかず、とにかく作れ! という意気込みからスタート。
48  トルコチャイを沸かすための2段ポットです。

 下の大型ポットでお湯を沸かし、その間に上のポットで茶葉を暖めておきます。下の大型ポットの湯が沸けば、上の茶葉に注ぎ、15分くらい蒸らしてできあがり。

 下の大型ポットは、トルコチャイを抽出するときには、蓋は不要ですが、個別に使うこともでき、きちんと蓋が付いていました。
49  持ち手は、若干取り付け角度が異なっています。

 最後の1個だったので、これが意図的な角度の違いなのか、製品の単なるバラツキなのか判断しかねました。
50  蓋の部分の持ち手もいい感じでできあがりました。
51  差し込み式に作ったので、抜けてしまわないよう、先端にストッパーの役割の縫い込みをしてあります。
52  最初の頃に没頭した携帯ケースです。

 いつの間にか、ガラケーと呼ばれるようになり、スマホやi-phoneが置き換わってしまいましたが、業務用携帯は未だにガラケーを使っています。
53  薄型で、携帯していても邪魔にならないのがイイ。
54  ズボンのベルトに通して使います。
55  女性はズボンのベルトなるものがないので、手提げバッグに引っかけられる構造にしました。
56  やや、おしゃれ。

 もっと他にも作ったんだけどなぁ。見つからず…。(泣)
57  万歩計ケース。

 革が足らなくて、それが功を奏した形で、普通なら作らないような形状に仕立て上げました。
58  ボタンで留めます。
59  もちろん、ベルトに通して使用します。
60  万歩計の液晶を、ボタンで傷つけないように、裏向きで装填するしくみになっています。
61  印鑑ケース。

 ワイシャツの襟をイメージしました。
62  印鑑の頭がちょっとでると、コートを被った人みたいに見えませんか?
63  コートの襟を戻すと、作りは至って簡単。
64  筆箱。
65  ペンが4本と、定規を入れています。
66  幅は、もうちょい細くした方がよかったかもしれません。
67  スマホのケース。

 重装備です。
68  カード類を入れられるようになっているのは、当然のこととして。。。
69  裏側にこんな構造があったりします。

 何に使うかと言うと、、、。
70  表側にはスマホを写真のように保持します。
 で、左手をさきほどの裏側のバンドに通すと、片手でスマホをがっちりと持てるのです。

 これで、毎日の通勤電車で映画を見ていました。
71  今2015年に使っているのはi-phone。

 こちらは非常に軽装備。
72  裏側は赤色です。
73  i-phoneが滑り出てしいまわないように、ネズミ返しみたいな突起を内側に設けました。

 このタイプのカバーは、全てこのネズミ返しを付けています。
74  息子のi-pod用ケース。
75  液晶を守るカバーを開けると、操作盤が見えます。
76  コネクター類もカバーを付けたままで可能。おかげで、細かい作業になりました。
77  音楽プレーヤーのi-river
78  操作パネルは、全て操作が可能。

 これも開口部が多く、小さな割には、設計と縫製が面倒でした。
79  でも、できてみると、苦労した甲斐あり。
80  ヘッドランプに変化するパーツ。
81  これまた簡単な作りですが、、、。
82  バンダナを丸めて通せば、鉢巻きにできますね。
83  これを頭に巻けばヘッドランプに早変わり。
84  ランプの取り外しも簡単。
85  かといって、想定していないときに外れてしまわないよう、突起を付けてあります。
86  土台だけにするとこのとおり。シンプルな構造です。
87  これもヘッドランプになります。
88  先ほどのタイプと異なり、これはバンダナに巻いて使うタイプ。
89  バンダナにグルッと巻いて、これをおでこに密着させて使用します。
90  手帳とか、文庫本に適用したしおり構造の紹介です。
91  スケジュール手帳だけ、背の部分に凝った作りを入れました。

 今で使い始めて2年目のモノです。
92  文庫本にとっても便利なしおり構造です。

 表紙と裏表紙部分の両方に同じ構造を設けました。
93  パスポートケースです。

 ベルトに通し、ズボンとパンツの間に隠すタイプです。汗ばむことを心配しましたが、なんとかクリアできています。
94  裏側はツルツル。
95  パスポートを中に入れて、ジッパーを閉めるとこんな感じ。

 パスポートは3人分までなら入れ込めました。
96  ベルトに吊らす部分を持ち上げるとこんな構造です。
97  ビールの細かい泡立ちを実現する「泡マスター」のためのケース
98  ストローが詰まることのないように、泡マスターは、使用直後に通水して、ビールに含まれる糖分を洗い流します。
99  自転車を分解して電車で移動するときに、自転車から外した部品を収納するケースです。
100  蓋は三方向から革が覆うだけ。
101  自転車への固定は左端に見えるボタン1つと、右下に伸びている紐状の部分をゴムに挟むだけです。
102  革工芸用包丁の刃先を守るケースです。
103  差し込むだけ。。。
104  スマホの予備電池を持ち歩くためのバッテリーケース。
105  スマホって、やたらと電池を食うんですよね。

 それで、いつも予備電池を持ち歩いていましたが、i-phoneになって、電池の持ちがいいのにびっくりしました。
106  バッグインバッグ。

 ピンクが家内向けに作ったバージョン2
107  中身がないときは、ぺったんこに折りたたみが可能。
108  バッグインバッグを単体で持ち歩くときには、持ち手の色が反転します。
109  裏側とは、ツートンカラーになっています。
110  水筒ケース
111  底面を円形に仕上げることにして、たくさん練習しました。
112  水筒を入れるときには、スーッと気持ちよくゆっくりとなめらかに入ります。
113  コーヒーミルケース。

 3つに分かれる本体と、回転ハンドルをいかに一体化させるかで悩みました。
114  回転ハンドルが曲がっていることが最大の悩みでしたが、それを逆手にとって、曲線を生かすデザインにしてみました。

 配色がなかなかシブイと自分では思っています。
115  お茶ミルケース
116  調子に乗ってお茶用も作りましたが、こっちは今ひとつ。。。
117  スーパー袋の肩掛けツール
118  スーパーの袋の持ち手をこの紐で結わえて使います。
119  強度を高めるための当て布もおしゃれに!
120  カーテンを束ねる「タッセル」
121  広げたところに鷲づかみにしたカーテンを挟み込みます。
122  カーテンを絞り込む高さで、雰囲気はだいぶ変わりますね。
123  革だと滑りにくいし、大切なカーテンに引っかかるようなこともありません。
124  ハロウィーンの仮装用仮面です。

 ペスト医師をイメージしたお面。黒いコートを羽織って、トリック オア トリートッ!

   おい、おやつをせしめて、どうする!?(笑)
125  目の部分は、配水口のゴミ取り網だったりします。
126  曲率をきれいにだすことに苦労しました。

 厚紙でいろいろやろうとしても、なかなか適せ初な接着力が得られない。
127  装着は、パンツのゴムを利用。

 白のパンツのゴムのままだと目立ちすぎるので、黒スプレーで闇に隠れるようにしました。
128  持ち手のないステンレスカップに熱湯を入れると熱くて持てませんでした。

 そこでこの革バンドを巻くとこに。
129  直径の異なる2つのカップに利用するため、ボタンはそれぞれに適合する箇所に取り付けてあります。
130  革工芸第2作目の定期入れ。
131  デジカメのバッテリーケースとして使用中。
132  何の変哲も無いコースター。

 革鞄の底に使う厚紙を2枚重ねにしてみました。
     

ここでの「こつ」

※1

 
 

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