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りんりんポタリングフォト
「中央本線 大月の1つ東京寄り 猿橋駅から鈴懸峠(鈴ヶ音峠)へ」
2009年10月11日(日)
コース:輪行で中央線 猿橋駅 〜 猿橋 〜 鈴懸峠(鈴ヶ音峠) 〜 リニアモーターカー実験線 〜 雛鶴峠 〜 奥牧野相模湖線 〜 藤野駅から輪行で帰宅
全体図
※拡大はクリック
走行ルート図
走行距離と標高図
さていきなりですが、クイズです。
Q.写真には自転車が写っていますが、どこに写っていますでしょうか?
(答えは8枚目の写真の下)
↑
サイクリングコースとして楽しそうなルートの条件を並べてみると、
1.そこそこの上りとしてのUP(標高差)があること
2.輪行の拠点となる往路、復路の駅とのアクセスが良いこと
3.行き止まりではないこと(同じ道を往復するピストンはつらい)
4.体力次第ではあるものの、いくつかの峠や林道を1日の走行距離の中で組み合わせられること
これらがルート選定時に気になることではあるが、他に
5.景色が良いこと ということを兼ね備えれば、言うこと無し。
今日の猿橋駅からのルートは、上記の条件1〜4で選定したものであるが、輪行の拠点とした猿橋駅で偶然、
「日本三奇矯」 の1つという猿橋
のポスターをみて、「ちょっと行ってみよか。」程度で訪問したのであったが、棚からぼた餅!!! とでも言おうか。
正直言ってびっくりした。首都圏からそう遠くないこの地に、これほどまでに美しい景観があろうとは知らなかった。
↓
まずは上の猿橋自体の美しさもあるが、猿橋から眺めた景観が下の写真。
手前には八ツ沢発電所一号水路橋があり、奥には、赤色の新猿橋がみえ、下には立派な渓谷が流れている。
猿橋自体は、「橋脚がなく、両岸より張出された四層の桔木を支点とし、上部構造を支えている」という構造上の美しさ、その橋から見える景観の美しさ。宮崎県には高千穂峡があるが、こういった「見どころ」は、九州まで足を伸ばさなくても、ここ猿橋にある!!!とひとりで感動しまくり状態。
予定になかった猿橋行きで、時間をかけてしまったものの、十分に満足しながら、鈴懸峠(鈴ヶ音峠)へ向かった。山あいに入ると、陽光が田んぼに射し、熱せられた地面からは水蒸気が湯気となって辺り一面に立ちこめている。
なんということはない景色ではあるかもしれないが、なんとも懐かしい風景ではある。
写真からはあたたかさを感じるが、湯気がでるくらいであるから、かじかむ程ではないにしろ気温は低い。ただ、朝日に照らされた部分では、やはりぬくもりを感じることができた。
ここ猿橋から鈴懸峠(鈴ヶ音峠)あたり一帯の県有林は、明治44年に明治天皇から御下賜された恩賜林であるということらしく、大切に守り育てられているといった看板が立てられている。
ここまでの道は、地元の方の作業用の軽自動車が行き交う程度のみで、抜け道として走る車もなく、鳥たちのさえずりの応援もあって、快適なうちに、400mの高度差を一気にかせいだ。
ここでちょこっとティータイムのおやつを食べて腹ごしらえ。
鈴懸峠(鈴ヶ音峠)を下り始めて、ふと顔を上げると。ドドーンと富士山のお出まし!
空気がピンと張りつめていたおかげで視界も良好で、きれいな富士山を拝むことが出来た。しばらく道路に座り込み、富士山観賞にふけることにしよう!
2つめの峠である雛鶴峠に向かう行程の途中に、リニア実験線という表記を地図に見つけた。
JRが長年続けているやつだ、ということは知っていたが、こんなところにあるとは知らなかった。
この夏に中国の上海に旅行に行った際、上海のリニアモーターカーで時速300kmを体験したが、JRでは時速500kmくらいを目指していたような記憶がある。
しかし、時速としての速さもさることながら、こういったことは、まずは実用にこぎつけることも大切で、世に先駆けて「リニア方式」を提供した中国に拍手一票である。
お金ばかりかけて世界最高速度のものを作りより、そこそこのものを作って、実用性を訴える活動をとおして感動を集め、その感動をバネに資金集めすれば、もっと早く実用にこぎつけられたのではないかとも思う次第。。。
雛鶴峠を過ぎれば、あとは基本的にたんたんと下りである。ちょっとよそ見をすれば、下のような景色もあり、もう、どこもかしこも見どころ満載といった感じ。
クイズの答えです。
自転車は写真中央の木の右側あたりの橋の上に停めてあります。
【本日の標語】
週末はランドナーで、秘境へタイムトリップしてます!
【本日のおやつ】
1.チリトマトヌードル
2.おにぎり(牛焼肉、銀しゃけ、辛子明太子)
3.七色茶屋 みたらし団子
自宅を 4:54出発
猿橋駅を 7:32出発
藤野駅に 12:00到着
自宅に 13:48帰着
本日の走行距離:42.97Km
本日の平均速度:15.9Km/h
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