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りんりんポタリングフォト
「箱根 長尾峠から元箱根石仏群ポタ」
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2010年7月17日(土)ランドナー
コース:(輪行にて)JR御殿場 〜 深沢西 〜 長尾峠 〜 箱根仙石原湿原植物群落 〜 桃源台 〜 元箱根石仏群 〜 小涌園 〜 箱根湯本 〜 JR小田原 |
全体図 ※拡大はクリック
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走行ルート図
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走行距離と標高図
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JR御殿場駅をでてすぐに、国道138号線と平行に走っている静岡県道401号線を走り、深沢西で国道138号線に合流。深沢までいくと白い風車のような建物が目に止まった。
箱根登山バス深沢バス停にある、ドライブイン美華ガーデンである。ここからすぐの深沢東で静岡県道401号線は再び国道138号線から右手方向へ分岐する。
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はじめの計画では国道138号線で乙女峠を目指すつもりであったが、大型バスをはじめとした交通量に嫌気が差し、静岡県道401号線で長尾峠を目指すことに急遽変更。
こちらは国道138号線と比較すると雲泥の差で、しっとりと落ち着いた感がある。
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さほどきつくない傾斜をたんたんと進んでいくとだんだんと視界が広がってきた。遠方に見えるのは、ベルビューゴルフクラブでしょうか。
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長尾峠には、富士山が見渡せる西側、芦ノ湖を見下ろすことができる東側の両方に茶屋がある。
今日は、西側の茶屋で山菜うどん¥500を頂いた。
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その茶屋から見える風景。右手方向に芦ノ湖、正面には大涌谷のある神山や箱根山。左側に仙石原とフルに見渡すことができる。
下に見えるのは、箱根カントリークラブと大箱根カントリークラブの2つ。肉眼では人影を確認できなかったが、茶屋の女将に双眼鏡を貸してもらうことができるので、ぜひ双眼鏡で覗いてみることをおすすめする。
ゴルフ場はもとより、遙か彼方の箱根ロープウェイのゴンドラが次から次に動いていることが見てとれ、まるで掌の上に箱庭を転がしているかのような錯覚を覚える。
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その長尾峠の女将と話をしていると、仙石原の湿性花園と元箱根の石仏群がオススメという。
当初は乙女峠を越えた後は、一直線に強羅までくだり、そのまま箱根登山鉄道沿いに小田原まで向かう予定だったものの、最初に越えた峠自体が乙女峠ではなくなったことだし、この際ということで、芦ノ湖沿いに寄り道してみることに。
まずは、仙石原温泉で旅情を楽しむポタリングフォトをしていると、画面左側に写っている駐車場の警備員から声をかけられた。
「変わったところの写真をとってますね!」
そう思われてもしかたないかもしれません。なんてことはない、表通りで、バスに乗り込む乗客の写真を撮ろうとしていたのですから。。。普通の観光客は、こんな写真を撮りはしませんもんね。
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仙石原の湿性花園の北側をまっすぐつらぬく道路。
周囲の山は木が生い茂っていますが、ここだけは木がなく、遠くからみると緑色の絨毯に見えたが、ススキのような植生に覆われている模様。
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芦ノ湖までは、静岡県道75号線を素直に走ればすぐに着くが、それでは面白味に欠けるので、花月園/富士見苑周辺で散策路に入ってみた。
案の定の山道ではあるが、あじさいの季節になっていたことは気が付かなかった。
しかもこんなにきれいなあじさいに出会えて、ラッキー!!
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さらに、箱根ロープウェイのゴンドラを真下からみることもできた。
圧巻!!!
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そのまま桃源台まで下りると、芦ノ湖。
一昨年の正月に湯河原へ来た際に乗ったかわいい遊覧船が浮いていた。遠くから見ても、おしゃれで良い感じだな。
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湖尻、箱根園と過ぎ、元箱根で芦ノ湖と別れを告げ、元箱根石仏群へ。
精進池の南の端に、石仏の保存整備記念館があります。まずここに自転車を駐輪し、散策することとしましょう。
保存整備記念館にはトイレもあり、無料ということなので、中に入ってみると。。。
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「かつて箱根は地獄だった。」そんな文字があなたを出迎えてくれます。
単にトイレがあるだけの休憩場所かと思いきや、薄暗い照明と地獄絵図とが巧みに組み合わされ、周囲の石仏群に関する説明がなされていました。
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その説明をしこたま読んだ後、石仏群に向かうと、国道をまたぐための微妙な雰囲気の地下トンネルあり。(あっ、トンネルってみんな地下だっけ?)
屋外の強い日射から目が慣れないぅちは、真っ暗でなにも見えません。そんなトンネルを越えていくと、最初の石仏「磨崖仏 俗称六道地蔵」に出会えます。
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写真はその六道地蔵の高さ9.2メートルもの覆屋(地蔵堂)。
ちなみにこの堂の正面に座ると、六道地蔵の目と視線がぴたりと合うとのこと。
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石仏群を堪能し、再び国道1号線を走り始めると間もなく、「国道1号最高地点874m」の標識。
東京から大阪までをつなぐ国道1号線の中で、もっとも高所にある所に来ているらしい。なかなか感慨深い。思わず実家に電話を入れたが、キャッチホンでつながったらしく、すぐに切られた。
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よくテレビでみる小涌園の小涌谷駅に差し掛かった際、絵になるような登山電車が通らないかなと、踏切で小涌谷駅方面をのぞき込むと、いたいた!ちょうど行き違いの電車待ちをしているらしい車両が駅に停車していた。
急いで撮影スポットを探し、自転車を止めると、踏切が下り始めた。駅には下りの電車が新たに加わり、2台の電車が停車中で、1台がこちらに向かって動き始めたところだった。
真っ赤でぴかぴかに磨かれた車両が美しい! 乗ってみたぁい!!
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小涌谷駅を越えると、あとは箱根登山鉄道沿いにひたすら下るばかりである。
ブレーキを多用することになったが、よくぞ壊れないもんだと感心することしきり。
ほぼ下りきったあたりとなる塔ノ沢で、土木遺産なる聞き慣れない言葉がかかれた「千歳橋」を渡った。土木学会関東支部のHPによると、昭和8年に建設された「鉄筋コンクリート下路式タイドアーチ橋」とのこと。
昭和8年ということなので、戦前からあったということになります。よくぞ壊れず残ったもんだ。すごいすごい。
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さらに次には、中国の王宮をイメージしたという説明のある「函嶺洞門」。
重厚な鉄筋コンクリート構造の割りには、趣きがある。
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最後にひもの屋で、いかの目とくちばしの干物、まんじゅうをお土産として買って、箱根ポタを終了。
やっぱり箱根は見応えがあって楽しかった。
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【本日の標語】
手頃な観光地箱根は、何度来ても楽しいし、何度走っても新鮮味がいっぱい!
【本日のおやつ】
1.長尾峠の茶屋 山菜うどん 500円
2.お茶 105円
【おみやげ】いずれも箱根湯本にて
1.いかの目とくちばしの干物 ×5つ 420円
2.箱根のお月さま 100円×2個、ご黒うさん105円×3個
自宅を 5:03出発
御殿場駅を 8:16出発
小田原駅に 15:37到着
自宅に 17:47帰着
本日の走行距離:58.64Km
本日の平均速度:15.2Km/h
本日の走行時間:3時間51分24秒
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