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りんりんポタリングフォト
「三浦半島西海岸葉山ポタリング」
2010年2月14日(日)
コース:(輪行にて)京浜急行 久里浜線 三崎口駅 〜 黒崎の鼻 〜 初声マリーナ 〜 ソレイユの丘 〜 長井港 〜 立石海岸 〜 葉山御用邸 〜 森戸大明神 〜 葉山マリーナ 〜 京浜急行 逗子線 新逗子駅より輪行
全体図
※拡大はクリック
走行ルート図
走行距離と標高図
三崎口を出発して国道134号線を300mを走ったか走っていないくらいのところで黒崎の鼻方向へ分岐。
まず最初の1枚は、三浦半島の冬の風物詩の1つであるダイコン畑。1月30日はキャベツだったけど、それがダイコンに変わっただけ。
しばらくダイコン畑とキャベツ畑の中を走った後、行き止まりっぽい感じになり、ゲートを越えていくと笹の小道があった。この小道を進んでいくと、いきなり展望が開けた。
黒崎の鼻らしい。
画面の右下に自転車を入れて写真を撮ってみた。左手の小高い部分にも小道が見えているが、こういった小道が四方にのびており、海岸にも降りることもできるし、初声マリーナ方向への小道もあった。
その初声アリーナ方向へ進む小道がこれ。
足を滑らせるような急斜面があり、真横から水平方向に写真を撮ってみた。当然ながら自転車はシクロクロスのように肩にかついで歩かざるを得なかった。
でも、これはこれで楽しい!!
小道を降りて磯にでるとなにやらワカメを収穫している漁師の方がいた。
「こんにちは」と間近で3回、声をかけたが、聞こえないのか、話したくないのか答えてもらえず、仕事に専念しているとすると邪魔になるかもという遠慮もあり、コミュニケーションを断念。
今日は人とのふれあいをテーマにポタリングしようときめていただけに、いきなりの失敗に挫折感を味わい、かなり意気消沈気味。。。
今度はキャベツの収穫にであうが、先ほどのこともあり、遠巻きに作業を見守って終わってしまった。
いやいや、こんなんでは春の三浦半島めぐりのおもしろさが半減してしまう。コミュニケ、コミュニケ!!
新宿湾あたりに停泊中の白い漁船。なんか、カッコイイ。
長井港の水産直売所。
お店の中には水産加工食品もたくさんあって目移りしたが、外で焼いていたマグロの串焼き\150は絶品!
和牛に例えることの是非もあるが、和牛のような歯ごたえと、うまみがあった。予想では、マグロの串焼きは、単に魚を串に刺して焼いただけかと思っていたことから、この外し方はうれしい誤算だった。
この直売所では、三浦で収穫し三浦で干したタクアン\200と、一夜漬け\150、ホタテの塩辛\450、そしてこのマグロの串焼き\150×3をおみやげとして購入。
イカやアジのような天日干しも魅力的だったが、鞄の容量との兼ね合いからここはスペースを残しておくこととして、お店をあとにした。
秋谷漁港の立石駐車場の近くにあった遊歩道。岩礁が海にせり出しており、透明な海でとってもきれい。
ここには次のような「泉鏡花」の詩が刻まれている。
「草迷宮」
大崩壊(おおくずれ)の巌(いわお)の膚(はだ)は、
春は紫に、夏は緑、
秋紅(くれない)に、冬は黄に、
藤を編み、蔦(つた)を絡(まと)い、
鼓子花(ひるがお)も咲き、
竜胆(りんどう)も咲き、
尾花が靡(なび)けば月も射す。
泉鏡花
立石からほどなく進むと、道路沿いに横須賀海上保安部の看板。
なんでも、旧日本軍のものと思われる砲弾の一部(信管)がみつかったらしく、爆発する可能性もあるらしい。
信管って、爆弾のスイッチみたいなものと思っていたが、単なるスイッチではなく、最初に起爆することで大量の爆薬を誘爆するものだったと初めて気づいた次第です。
それにしてもこんなところにもまだ、戦争の痕跡が残っていることにちょっと驚きアリ。
親の世代は実体験として戦争に遭遇していたが、戦後生まれの世代にとっては、過去のことであり、なかなかピンとこない。そんな世代であっても、こういった戦争の遺品がでてくると、戦争が過去のことだとも言い切れなくなり、ぼやけていた戦争が現実のものとして感じられるようになる。
さて、これは何でしょう?
「女 け 男」
暖簾を一見すると、銭湯のようにも見えますが、「湯」ではなく、ひらがなで「け」とあります。
「け」??
答えは理髪店のようです。理髪店特有の青と赤が回転するものも画面の右上にありましたし、次の写真のおしながきにも調髪と書いてあります。
調髪 \4,200 これはわかります。
電髪、鉄電髪、デジパーって??
あと、左端に「予約優先制」とあります。ハイ、予約しているお客様を優先させるというのはよくあることです。一見さんは、上客ではありませんから。
でも、「予約優先制」の下に「千円」という文字が見えるのですが、これは何?? 予約すると\1,000をとられるということでしょうか!?
もし本当にそういう解釈になるのなら、待たされてもいいので、1,000円安上がりになるほうがイイ!その浮いた1,000円で、団子なら6個以上買えます!!
葉山は、御用邸のある町。やはりここは1枚パチリ。
この御用邸のちょっと奥まったところで、サイクリストが1人、たたずんでいました。「スローパンク」をしたとのこと。一言で「パンク」と呼ばず、「スローパンク」と言うところがおしゃれ。
気になったのは、パンクよりも、このサイクリストがハンドルのステム部分に取り付けていた液晶画面の物体。どうやら、流行の自転車用ナビシステムらしい。
Garmin NUVI205Wplusという製品で、内蔵バッテリーのみの駆動でも3〜4時間もつらしく、さらに外部電源を用意すれば12時間以上の行動にも使えるとのこと。ただし画面が小さく、表示領域が限定されることから、地図全体が頭に入っていないと旅行中は厳しいこともあるという感想だった。
ただコンパクトであること、走行後のルート図作成はGoogleマップにドラッグするだけで表示できること、そして何より実売価格が \24,800 ということもあって、「お勧め」されてしまった。
いいなぁ、欲しいなぁ、買おっかなぁ。
葉山の御用邸方向の眺め。
繰り返しになってしまうが、ここら辺り一帯は、岩場となっており、海の水がとってもキレイ!
たくさんの方が釣り竿で釣りをしている中、おひとりだけ、釣り竿を持たずに釣り糸だけを垂らしている方がいた。
ハハーン、これは「イカ釣り」だな、とピンときて、思い切って話しかけてみた。
「いいえ、これはたこ釣りです。」とのこと。ヒマだからやっているとのお話だったが、十分に楽しげだった。
たこのお好みはカニだそうだが、彼が使っているのは、豚の脂だとも。
牛の脂でやったこともあるが、牛脂は何故か崩れやすく、豚脂に落ち着いたとのこと。本当はカニを使いたいが、なかなか手に入らず、豚脂を使っているものの、それでもこれまでたくさんのたこを釣ったらしい。お見事!!
道路際というか、磯の端というべきか、ワカメを炊いている夫婦。
炊くことで、ワカメの塩抜きができ、塩分がなくなることで早く乾燥することができるし、発色も良くなるということだった。
一手間かかるが、納得のできる作業のようだ。
葉山銘菓の力餅家さん。
きみしぐれ \140 さくら餅 \140 うぐいす餅\150 梅の里 \170 どらやき\150を各1つずつ購入。
これで今晩のデザートで、日本茶といっしょに食べるお茶うけができた。夜が楽しみ!!
力餅家さんからすぐのところに、三浦半島に住んでいたときの正月三が日に訪れたことのある「日影茶屋」を発見。
おみやげ話につなげたいことから、なにがしかのお土産を買うことにした。追加で日影大福 \168 と、うぐいす餅
\189を購入
以上で今日の三浦半島西海岸葉山ポタを終了し、京急 新逗子駅にて自転車をばらして輪行としたが、帰宅途中に昼抜きで腹ペコになっていることに気づいた。
そこで、横浜市営地下鉄のセンター北で途中下車の上、北山田の近くにあるラーメン店「近藤家」で昼食タイムとした。ラーメン \650也。
【本日の標語】
話しかけよう、聞いてみよう!旅のおもしろみがグッと深まるかも!!
【本日のごくフツーの1枚】
1枚目のダイコン畑、2枚目の黒磯の鼻、14枚目のたこ釣り名人と悩みましたが、本日のテーマとも捉えていた「コミュニケーション」で楽しませてもらった「たこ釣り名人」のワンショットに決定!
【本日のおやつ】
1.まぐろの串焼き 1本 \150
2.近藤家 ラーメン \650
3.カルビー じゃがりこ 小袋1つ
4.リッツクラッカー 小袋1つ
自宅を 7:44出発
三崎口駅を 9:57発
京急新逗子駅を 13:38発
自宅に 15:55帰着
本日の走行距離: 35.96Km
本日の平均速度: 17.0Km/h
本日の実走行時間:2時間06分38秒
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