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りんりんポタリングフォト
「三廻部林道(みくるべ)から秦野峠林道、丹沢湖」




2009年12月6日(日)

コース:小田急 渋沢駅 〜 表丹沢県民の森 〜 三廻部林道(みくるべ) 〜 秦野峠林道 〜 丹沢湖 〜 JR東海 御殿場線 谷峨駅
全体図 ※拡大はクリック
全体図
走行ルート図
走行ルート図
走行距離と標高図
走行距離と標高図



     



 シクロクロスを購入後、カンチブレーキをリリースできず、フロントタイヤを外せないことから輪行を躊躇してきましたが、アジャスタ装置をいじくることでなんとかする目処がつき、本日久々にパスハンティングへのチャレンジ。

 前回、パスハンティングしたのが10/24なので、丸々1ヶ月ぶりの峠道となります。6月から体力作りに励んできたものの、このブランクはちょっと痛いものがあり、三廻部林道へ向かう道では、ロードのチームにスイスイと抜かれていってしまいました。チクショー。。。

 おかげで、しばらくの間オーバーペースで走ってしまったことで、ペース配分もへったくれもない状態に陥り、走り始めから、へなへなになってしまうハメに。

 ここは、ちょっと気をとりなおして、ポタリングフォトへ移行しなきゃ! ということで、話題を写真に変えます。ここは常緑樹の針葉樹には緑があり、太陽光が木漏れ日となってきれいでした。
P1050835.jpg



 ところが広葉樹地帯の緑はすでに紅葉を通り越し、枯れ葉が落ち葉となって路面に積もっており、秋もとっくに超えて冬の様相です。冬がいいのは、空気が澄み渡っていること。

 深呼吸すると、体の隅々まで染み渡ること、しみわたるコト。

 そんな中、三廻部林道(みくるべりんどう)を越え、秦野峠林道へ向かいます。
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 秦野峠林道は、「ニホンジカの管理捕獲を実施中」とのことで、3チームのハンターを見かけました。猟銃を目の前にみるのは初めて。これで撃たれたら痛いだろうな、というモンですむわけないか。

 シカの管理捕獲人というだけあって、シカの行動パターンはよくご存じの様子。10cmくらいの足跡がシカの足跡であることや、シカは道路のアスファルト面を歩くとはめったになく斜面を歩くこと、休むところなど教えてもらうことができました。
P1050856.jpg



 手持ちの地図には3つしかない橋でしたが、実際には幾度となく橋を越えます。今後こそ峠かな、という期待とは裏腹に山道はずっと続きます。

 でも、へこたれなくなりました。峠に着いてしまうということは、そこがある意味今日の終点なわけですから、楽しみも終わりになってしまうということを意味するわけです。

 峠はまだか、まだかとおもいつつ、「良かった。まだこの林道とたわむれることができる」 とも思うようになりました。
P1050874.jpg


 冬というのは、それにしても寒々しい。

 学生時代は、通常キャンプ合宿でしたが、日暮れが早い秋合宿だけは、信州を拠点にして宿泊施設を使うことが認められていました。そんな秋合宿でさえ、11月初旬でしたから、紅葉の中を走ることはあっても、冬枯れの中を走ることはありませんでした。

 こういった季節の移り変わりを感じることができることも、サイクリングする楽しみの1つ。都会に住んでいては、こんな季節を感じられるような心理的な余裕はありませんから。
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 自然はいいなぁ、と感じつつ、澄み渡った空気をいっぱいに吸い込んでいると、トントントンと木をつつく音がします。あれ、もしかしてキツツキかな?と、廻りを見渡すとまた、トントントン。

 目を凝らしてみていると、いました、いました。きれいな色彩の小鳥(ヤマガラ スズメ目シジュウカラ科)です。しばらくの間、離れたところから写真を撮っていましたが、特段逃げる気配もないので、近づいていきましたが、なかなか逃げません。

 虫を捕ることに熱中しているためか、人を見て逃げると言うことを知らないのか。。。おかげで、単なる3倍ズームのコンパクトカメラで写真のようなカットを撮ることができました。
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 秦野峠からは、冠雪で雪化粧した富士山を望むことができます。富士山はどこから見ても圧巻ですなぁ!
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 秦野峠を越え、あとは下りばかり、ということでフリースを重ね着して、サイクリング用の指がでる手袋では凍えるので、指全体を覆う手袋に付け替えたりと、フル装備に装着し換えてから出発。

 ところが、ちょっと行くとすぐに再び上り。
 大したことはないだろうとタカをくくって重ね着のまま上っていくと、汗がタラタラ出るわでるわで、大きな判断ミスでした。再びの上りは、なめてかかるようなちょろいもんではなく、しっかりした上りでした。

 その最上部で撮影したのが下の写真。遠景にすんばらしい山々の連なりがみえてちょっと感動。
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 秦野峠を下った先には、丹沢湖があり、周囲には、湖を周回できる道路が整備されています。アップダウンもなく、バテた体にも、やさしい道路でした。釣りをしている方もたくさんおられ、ポカポカ陽気もあり、ずいぶん楽しそうに見えました。
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 丹沢湖を堪能した後は、当初考えていたルートを気にもせず、ビュンビュンと下りを楽しんでしまい、挙げ句の果てに、分岐点を通り越してしまいました。東名高速道路を走行している時に、都夫良野トンネルを通りますが、地図を見ているとこの都夫良野トンネルをパスする山岳路があったのです。

 今回はこの山岳路を走りたかったにもかかわらず、つい、ビュンビュンと走っているうちに良い気になってしまい、気がついたときには、R246に合流してしまっていました。残念。

 まぁ、そこそこいい時間になっていたこともあり、バテバテでしたので、今日のゴールを谷峨駅に決定。シクロクロスをばらし、輪行袋につめて帰路につきました。
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【本日の標語】
 継続は力なり、しばらくさぼるとバテバテなり (^^;)

【本日のおやつ】
 1.おにぎり(鮭、梅干し、豚肉)
 2.百円ローソンで買ったレアチーズ&ブルーベリークレープ
 3.クリエイトエス・ディーで買ったENARGY UPゼリー

自宅を  7:14出発 真っ暗なうちに起床
渋沢駅を 9:13発
谷峨駅に14:30着
自宅に 17:01帰着 自宅に着いたらもう真っ暗。。。

本日の走行距離:44.67Km
本日の平均速度:13.9Km/h
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