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りんりんポタリングフォト
「旧中山道サイクリング第2日目 妻籠 馬籠宿」
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2013年9月23日(月) ミニベロ(折りたたみ自転車)BD-1
コース:福島宿(むらちや) 〜 上松宿 〜 須原宿 〜 野尻宿 〜 三留野宿 〜 妻籠(つまご)宿 〜 旧道 真籠峠 〜 真籠(まかご)宿 〜 落合宿(JR落合川) 〜 自宅 |
全体図 ※拡大はクリック
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走行ルート図
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走行距離と標高図
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木曽 福島宿
本日は木曽 福島宿の「むらちや」さんを出発し、JR福島駅に隣接する御嶽教 木曽大教殿でいったん自転車回りを整備。
準備万端となったところで、福島をあとにしました。
で、あまり自慢できることではありません、今回のツアーではじめて装着したビンディングがはずれず、田んぼのあぜ道みたいなところで、初の転倒。。。
写真では高低差があまり見てとれませんが、盛り土の下まで約2メートルほどズリ落ちました。幸いケガはありませんでしたが、左半身はドロドロ(爆)
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寝覚之床
浦島太郎が目覚めたという「寝覚之床」。花崗岩が浸食されてできた奇勝。
浦島太郎の物語は、京都の天橋立にまつわる話である。その浦島太郎がなんで、こんな内陸の中山道にあるの?との思いは誰にでもある。
ガイドブックとしての「天下の奇勝 寝覚之床」というパンフレットに書かれていることを要約すると次のようになる。
竜宮城から戻った浦島太郎は、天橋立で親兄弟はおろか、我が家もなにもなく彷徨ううちにこの山の中にたどり着き暮らし始める。ある日玉手箱のことを思いだし蓋を開けると300歳のおじいさんになってしまい、ビックリして目が覚めた。よってここを寝覚之床という。この有様に驚いた村人はただでさえ変人だった浦島太郎に近寄らなくなり、ここに住むことができなくなってしまい、行方をくらましてしまう。約1,200年前のことらしい。
竜宮城でそのまま楽しく暮らしていればこんなこともなかった。ましてや、亀を助けなければ、家族と生き別れすることもなかったろうに、と思うとなんとも、読んでいてつらい話であった。
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桃介橋
福沢桃介が架けた橋であることから、桃介橋という。
桃介橋は、水力発電開発のために架けられた橋で、全長247メートルの日本でも最大級の木製の橋。重要文化財に指定されている。
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8時10分前に宿を出発してから、下り基調の国道19号線をスタコラサッサと走ったことで、本日の行程の3分の2にあたる距離を10時30分までに通過し、妻籠宿に到着。
日本で初めての集落保存構想は、昭和42年に語られ、昭和51年4月の妻籠宿保存地区保存条例公布に至る。これには東京大学 太田博太郎教授が基本構想という形で妻籠宿がめざすべき道のりを示したという。
当初は半信半疑だった住民も、徐々に理解が高まり、あくまでも住んでいる人を主体として行われる事業であることを確認し、「売らない」「貸さない」「壊さない」の三原則を申し合わせたことで、この町の保存の礎となったという。有志のある方々からはじまった保存活動ということですね。すばらしい。
昼にはまだ早いかな、ということで、まずは「ゑびや」にて栗ぜんざいを賞味。うまっ!あますぎず、かといって、サラサラすぎるわけでもない、ちょうどいい塩梅。
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雑貨の岩井屋さん
名刺入れとしてカードケース ¥800 を購入
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妻籠宿ふれあい館
木のボールペン、木曽駒を製作する工程を見せる実演販売をしていました。
欲しかったんだけど、木のボールペンは、¥2,200 とかしていたので、今回はガマン。
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たぶん伊勢屋
画面中央のハンカチ ¥350 を長男と次男、自分用に購入。
さらに棚の右端にある小銭入れ ¥400 を家内と長女、これも自分用に購入。ちょっとかわいらしい。おっさんが使うには抵抗のある方もいるかもしれないが、そんなことは気にならないおめでたい性格!
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「わちのや」さんの栗きんとんアイス
栗きんとんという、魅力的な看板につられてお店に進入。ソフトクリームで ¥300 と言われても納得感があるが、袋入りのアイスにこの ¥300 は、ちょっとお高め?と感じてしまう。
でも、そういう感情とは裏腹にうまい!!これ、買いです。栗の味わいがしっかりしていて、栗の食感もありました。妻籠宿には、このお店だけということですが、宿が別なら、馬籠宿にもありました。見かけたら、ぜひご賞味を!
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尾張屋
和のデザインのジャケットやジーンズです。なんか、カッチョイイ。
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亀さん ¥1,350。
先週、会津の大内宿であんこうが大口を開けたような箸置きを買って、予想どおり叱られた。今回もこの亀さんに引っ張られたが、同じことを連続するとポタリングにさえ、行かせてもらえなくなるかもしれない。
ここはグッとこらえて、次回にまわすことにした。
でも、今から思えば、買っときゃ良かった。。。
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馬籠峠への分岐
県道7号から旧道の馬籠峠へむかう石畳発見。傾斜はというと、めちゃくちゃ傾いている。
石畳は歩くには支障がないかもしれないが、バッグ付きの自転車を押して上がるには、凸凹しており、タイヤがひっかかったり、カバンがバタバタと跳ねてしまうほどの大きさがある。
しばらく躊躇した後、下山してくる方の意見を聞くことにした。
外人さん ⇒ 「無理じゃないかな?」
日本の方 ⇒ 「目立った急激な上りはココだけじゃなかったかな?」
結局、当初の予定どおり、この石畳を行くことにした。目立った急激な上りはココだけ、というところに望みをつないだ。
確かに急激な上りは限定的でしたが、石畳の凸凹で自転車やカバンがばたつく状態になるのは、あちこちで発生し、作りたての自家製カバンがぶっつぶれてしまうのではないかと、ヒヤヒヤでした。
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元々、たなかまり さんがレポートした「中山道 木曽路」の記事をトレースすることにしたわけで、このルートも紹介されていたことからすると、迂回するわけにはいかない。
とは言っても、ごらんのとおりの傾斜と石畳の不安定な上りには悩まされました。凸凹の影響は、ミニベロの車輪の小ささもあってなおさらつらかったのだと思います。
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熊除け鐘のあるところでは、自分のためにも熊のためにも、カンカンと大きめの音を打ち鳴らします。
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雄滝
雄滝は、滝壺に流れ落ちる水の勢いで、周囲は風が舞っており、気化熱を奪っていることもあって、ヒンヤリとした空間になっていました。
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雌滝
雌滝は、規模的には雄滝に比べちょっと控えめな感じです。
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雄滝と雌滝へはこの滝のためにちょっと寄り道したこともあり、このあとにはビックリの階段が控えていました。
階段を経由せずとも、ちょっと後戻りすれば済むことなのですが、同じ道を後戻りするピストンには抵抗感があり、前に進む衝動から逃れられません。。。
それで上ることになってしまうワケですが、自転車の重みもあり、ちとつらかった。後戻りするような迂回できる勇気を持つことをお勧めします。
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雄滝、雌滝のあとも現れる石畳の旧中山道。
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しばらくすると無料休憩所があります。
なんと、お茶まで無料でいただきました。観光案内のパンフレットまで置いてあり、しっかりお世話になりました。ありがとうございます。
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もちろん旧道は石畳だけではありません。普通の山道も現れます。
ちょっと傾斜がきついこともあり、ハンドルだけで押し上げるには、いささか無理があったので、サドル部分にロープを張り、後部からも持ち上げるようにしました。
なんせ、この傾斜。。。
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馬籠峠
旧道の雰囲気にどっぷりと浸かりながら、汗水たらして到着した峠は、車も行き交う舗装された峠でした。
イメージとしては、2枚手前の休憩所のような、昔の旅人が行き交った趣のある建物だけを期待していただけに、アスファルトの道には興ざめを感じずにはいられませんでした。
まぁ、仕方無しと言うことですかね。
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「牛方衆の集落」
馬籠峠のすぐそばにある、天空の集落です。
一路一会というサイトには次のような紹介文がありました。
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峠の山頂付近にその名も「峠」という名の集落があります。
現在の住所表記では「馬籠峠」となっていますが、周辺の田畑も含めると、隣りの南木曽町にまたがる集落です。
この峠集落は当時「牛方衆」と呼ばれる牛で荷物輸送を行って駄賃を稼ぐ集落で、この牛方衆を木曽では「岡船」と呼んでいました。まさに陸路の船であるわけです。彼らは荷物を名古屋方面から信州は伊那や松本、はては長野・善光寺平まで運んでいたそうです。
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妻籠宿や馬籠宿にも並ぶ歴史を感じる集落です。
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馬籠宿(喫茶 かっぺ)
峠を下るとJRに乗って数時間の帰路にはいるのみ。早い時間ながら、夕飯をとっておくならこの馬籠宿でたべたい、ということで、栗おこわ定食 ¥1,000.-
栗がたっぷりで、食べ応えがありました。満足です。
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枡形
街道を直角に二度曲げて外敵を防いだという枡形。突き当たりは右手に、手前は左手に直角に曲がっていました。
馬車仕立ての装備があるとこの直角を曲がるのは厳しかった、ということでしょうか。
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最後に帰路の列車の中でひとり反省会をするために、スーパーで刺身他のつまみとビールを購入。旧中山道の旅を終えました。
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【本日のおやつ】
1.栗ぜんざい 450円
2.だんご 100円
3.おやき 200円
4.栗きんとんアイス 300円
5.栗おこわ定食 1,000円
6.列車のつまみ 1,236円(ビール233円、総菜219円、刺身450円、おにぎり136円、なし198円)
【おみやげ】
1.栗甘納 520円
2.栗むし羊羹 1,050円
3.ハンカチ 1,000円
4.財布 1,200円
5.名刺入れ 520円
宿泊先むらちやを 7:53出発
JR落合川駅に 15:55到着
自宅に 23:45帰着
本日の走行距離: 59.72Km
本日の平均速度: 15.7Km/h
本日の走行時間: 3時間47分42秒
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