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りんりんポタリングフォト
「しっぽりと日光街道大内宿」




2013年9月14日(土) ミニベロ(折りたたみ自転車)BD-1

コース:(輪行にて)会津鉄道 会津高原尾瀬口 〜 会津田島 〜 会津長野 〜 塔のへつり 〜 湯野上温泉 〜 大内宿 〜 湯野上温泉 〜 芦ノ牧温泉南 〜 自宅
全体図 ※拡大はクリック
全体図
走行ルート図
走行ルート図
走行距離と標高図
走行距離と標高図



     






 会津高原尾瀬口駅にはこれから尾瀬に向かうバス待ちのたくさんの方々がおり、5〜6人に輪行作業を見守られました。
 久々の緊張。。。
 前回、たくさんの人に取り囲まれたのは、25年以上前の韓国ツアーの時で、そのときは緊張のあまり、後輪の泥よけを前輪に取り付けてしまった。そんな苦い思い出がよみがえる。
 
 「これからどこへ行くの?」「日光街道の大内宿です。」
 「気をつけてね!」
 などといった軽い会話を交わした後、会津高原尾瀬口駅を出発して、会津鉄道沿いの国道121号線を北上します。
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田んぼ

 震災以来、東京電力福島第1原子力発電所の放射能漏れ事故のため、しばらくサイクリングを見合わせざるを得なかったが、今年になって、まずは7月に「あまちゃん」の舞台となっている久慈から宮古をサイクリングしており、今回は、「八重の桜」の舞台となっている会津近傍を走るサイクリング。
 
 田んぼがどうなっているのかやきもきしていたが、稲穂もたわわに垂れるような光景がひろがっており、ひとまず安心。
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和泉屋旅館

 会津で「おやっ!?」と感じたのは、この和泉屋旅館さんのような歴史を感じる建物が多かったこと。
 庄屋のような大きな一軒家から、石造りの建物、木造の厳粛な雰囲気のある建物など、「八重の桜」の舞台ともなる会津の重みを感じずにはおられません。

 ちなみにこの和泉屋旅館は、ネットで「一度は泊まってみたい、進駐軍も利用した国の登録有形文化財」との紹介がありました。
 ★〒967-0004 福島県南会津郡南会津町田島字上町甲4047 かみまちこう TEL0241-62-0048
 1泊2食 大人7,500円〜(素泊まり4,000円)
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裁ちそば

 早朝だったのでのぞきさえしなかったのですが、お昼だったらここで食べることはできるのでしょうか。もしかしたら製麺所かも。
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そばの白い花

 その特産のそばの畑も拡がっており、きっちりと実っていました。
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 加藤谷川を越えてから阿賀川(大川)を渡ります。
 
 ちょっと小腹も減ったので、自分で握ってきた梅干しのおにぎりを1つほおばります。
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起き上がり小法師

 「ふるさとこうえん駅」の近くの国道121号線の右車線側に、コンビニとお休み処があったので、フルーツで喉を潤そうと立ち寄りました。
 
 そこにあったのが、このかわいい起き上がり小法師。この界隈の民芸品みたいで、この後、あちこちで目にしましたが、最初に「いいね!」と感じたときにゲットするのが、買いそびれないコツ。
 また、いつ買ったのかスグに忘れるので、サインペンで今日の日付と買った場所を底面に記録しておきます。
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福島特産物

 ありました、ありました。南会津郡下郷町産のりんご。
 これでそばを食べられるまでの時間かせぎと、水分補給を兼ねます。
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ちたけそば

 りんごを食べてスグの塔のへつりへの分岐の交差点に、そば屋が2軒つらなっており、「ちたけそば」なる、なすときのこの汁を食べました。
 
 「ちたけそば」に入っている「ちちたけ:乳茸」とは、ベニタケ目ベニタケ科チチタケ属チチタケ節のキノコで夏から秋にブナ科の林に群生するらしい。
 Wikipediaには「傷をつけると出てくる乳液は、ゴムノキなどが生成する天然ポリイソプレンの低分子を主成分としており、ゴムの分子構造研究の格好の材料ともなっている」といった説明があり、ちょっとおもしろいキノコのようです。

 さらにWikiには、「栃木県では毎年のシーズンになるとこのキノコを目当てに山林に分け入り、遭難し死傷する者が後を絶たないほどの人気がある」ともあり、この地域のまぎれもない特産ですので、もし目にとまったなら、ぜひご賞味を!
 ★旬処こぐれ 福島県南会津下郷町大字弥五郎五島字牧野上ノ山3427 TEL:0241:67:3565
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塔のへつり

 へつりとは、方言で断崖・絶壁・急斜面川岸などの険しい道を表し、百万年もの長い年月をかけて、浸食と風化を重ねて作り出された景観です。
 
 対岸の橋と同じ高さに、一段へっこんだ部分が見えますが、人が歩けるほどの浸食となっており、よく見ると、このように浸食された横縞模様が幾多とあることがわかります。(写真にマウスを重ねると別の写真がでます。そちらの方が良くわかります)
 当地は、人気の観光地となっており、大型観光バスやマイカーを十分に停められる駐車場があります。
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湯野上温泉

 国道121号線から大内宿へと分岐する地点にある湯野上温泉駅。
 無料の足湯もあり、いったんここで小休憩をとり、ここから急激に上る体力の回復を図ります。
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大内へつながる2km手前の渓流

 はじめは大内宿まで5.5kmという看板があり、500メートル進むごとに0.5kmずつ減っていきます。最初こそ、急激に上りますが、すぐに耐えられる傾斜に落ち着き、たんたんと上る感じになります。
 
 大内宿まで2kmの地点の渓流です。道はこのような渓流沿いに走っており、水の流れを楽しみながら走ることができました。
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大内宿

 本日の目的地である「大内宿」。
 藁葺きの屋根の荘厳な建物が連なっており、昔の街道としての「宿」を感じ取ることができます。すばらしい!
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あんこうの箸置

 この大内宿では、いろいろ切磋琢磨というか、趣向をこらしたお土産が並べられており、気に入ったものを買いそろえながら歩くととても楽しい。
 で、気に入ったものというのが、コレ。
 
 「佐野先生」なる方の作品とお店の方に聞いたが、どうも箸置きらしい。
 一見したところ、どこに箸を置くのか!という疑問となるが、説明ではしっぽの曲がりの部分になるとのこと。
 私としては、大きく開けた口の中に、塩辛や明太子などを入れる小皿として使ってみようかと思う。
 もちろん、これを見たときの家内の反応は、非常にひややかでしたが、お土産はインスピレーションで買う物。いちいち怖がっていては何も買えません。(爆)
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懐かしい街並み

 大内宿を離れ、国道121号線を再び北上します。下郷トンネルの手前で芦ノ牧温泉南駅へと分岐したところの情景がこれ。
 
 なんだかほっとする街並みです。大内宿は昔の情景を再現したものかもしれませんが、私としては、こちらのなんてことはない街並みに共感を覚えます。どうしてなのか、自分でも良くわかりませんが。
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八重の桜

 綾瀬はるかさんのきれいな八重さんです。同志社大学に関係があったとは。
 写真にマウスを重ねると、本日の輪行模様がでます。。。
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【本日のおやつ】
 1.お茶      108円
 2.トチ大福    600円
 3.ちたけそば 1,000円
 4.冷やし甘酒   100円
 
【おみやげ】
 1.起き上がり子法師 120円
 2.みそ汁椀     650円×3個
 3.あんこうの箸置き 1,300円
 
自宅を           4:50出発
会津鉄道会津高原尾瀬口を  9:43出発
会津鉄道芦ノ牧温泉南駅に 15:58到着
自宅に          22:20帰着
本日の走行距離:     57.30Km
本日の平均速度:     −−.−Km/h
本日の走行時間:     −時間−−分−−秒
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