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りんりんポタリングフォト
「大井川鐵道とサイクリングで渓谷美を堪能」
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2013年8月9日(金) ミニベロ(折りたたみ自転車)BD-1
コース:(輪行にて)JR東海道線 金谷駅 〜 (輪行のまま)大井川鐵道 井川駅 〜 接岨峡 〜 長島ダム駅 〜 千頭駅 〜 田野口 〜 JR東海道線 金谷駅(輪行にて) 〜大阪 |
全体図 ※拡大はクリック
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走行ルート図
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走行距離と標高図
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今回のサイクリングは、大井川鐵道の終点の井川駅からスタートします。
井川へのアクセスは、まず、JR金谷駅と隣接している大井川鐵道 本線の金谷駅から千頭、そして千頭で「南アルプスあぷとライン」(正式名称は「大井川鉄道井川線」)の井川行きに乗り換えとなります。
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今の時期、中部電力が「第10回フォトコンテスト」を9月30日迄の期間で開催しています。撮影対象は、南アルプスあぷとライン(井川線)と中部電力の大井川水系水力発電施設となっています。
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千頭で、井川までの25.5kmを走る小型のトロッコ列車に乗り換えます。途中、「国内唯一のアプト式機関車」を使い、「鉄道日本一の急勾配」を登る箇所があるなど、この列車の見どころは満載ですので、SL機関車で千頭まで来られた方もここで折り返さず、ぜひ、井川まで行かれることをお勧めします。
この列車の乗車券は、昔なつかしい硬券を使っています。カッコイイ。
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トロッコ列車は、大井川に沿って、幾多の鉄橋とトンネルを越えて進みます。眺望がいいところでは、列車の速度を落とすなど、お客さまへのサービス精神もばっちりなので、親切なバスガイドのような車内放送を聞いていれば、シャッターチャンスを逃すことはありません。
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もっとも見どころになるのが、アプトいちしろ駅からながしまダムへのアプト式区間。通常は、ディーゼル機関車によって推進しますが、この区間だけはディーゼル機関車の後部に増結する「アプト式機関車」が推進します。
アプト式機関車は、レールに取り付けた歯車とかみ合って、推力を得るので、日本一の1,000分の90勾配となるこの区間をグイグイと進むことができるのです。
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ワクワク、どきどきのしっぱなしで興奮が冷めやらぬ中、井川駅に到着。テレビを見ていると、ヨーロッパの素晴らしい景色の中を走り抜けるトロッコ列車が話題になることがありますが、ここ大井川鐵道の井川線も決して引けをとることはありません。
海外旅行となると今どき15万円〜30万円となりますが、たったの、3,090円(金谷〜千頭〜井川)です。お勧めとなるモデルコースも大井川鐵道のHPで紹介されていますので、それを参考に計画をたてるといいかもしれません。
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井川駅に着いたのがAM11:12でしたので、後々のことを考えてまずは腹ごしらえにとりかかりました。井川駅に隣接したお店で山菜天ぷらと煮物付きの「やまめ定食1,400円」を注文。素朴な味わいでした。
観光したり、食を堪能することを通して、大井川鐵道を支える地域の方々へ貢献することができればいいなぁ、と。
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いったん中部電力井川ダム方向をポタリングしました。
下流の光景が目にまぶしく映ります。
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井川ダムを見た後は、もう一度来た道を戻ります。上りを15分くらい進み、下り基調に入ります。
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緑深い山あいを下ります。ただ、一方的に下るばかりというわけにもいかず、ところどころ、グイグイと上る場面も。
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遠くの山を見渡すと、土砂崩れの形跡がうかがえます。この周辺の土質は岩盤質というわけではなさそうです。
この直後にも落石箇所があちらこちらに見受けられたので、大井川鐵道も相当の保守作業が必要になっていることでしょう。
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いつもの消える欄干です。マウスを写真に重ねてみて下さい。
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前述でも紹介したとおりの落石。
「落石注意」の看板は、このように既に落ちている岩に注意しましょう、ってことで、落ちてくる岩に注意しましょう、というわけではありませんので、とりあえず。
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ついでに土砂崩れ。道を塞いでいました。
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接岨峡の関の沢展望台からは、鉄橋を越える大井川鐵道が見えました。絵になります。
これは鉄道橋で日本一の高さを誇る「関の沢鉄橋」で、川底からの高さは約71m、停車しているようには見えませんでしたが、観光客へのサービスとして徐行してもらえます。
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その接岨峡の温泉会館。
大人300円で入浴できますので、ぷらりと立ち寄って、サクッと入浴することができます。いいお湯でした。
入浴は10:00−18:00 第1第3木曜日が定休 TEL0547−59−3764
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接岨峡をすぎてスグのところに吊り橋がありました。この吊り橋の他にも、錦帯橋のような赤いアーチ橋も。
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茶所として有名な静岡県川根地区ですので、茶畑もあちらこちらに拡がっています。
茶と茶の列の間には、茶葉を刈り取る際に使用する機械を動かすためのレールのようなものが見えます。
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奥泉駅近傍にある、赤さが目立つ渡谷橋。
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谷畑からトンネルを抜け、大沢集落方面の大井川。
河床が砂利ではなく、岩肌になっています。冷たいだろうか、泳いでみたい。。。
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川根両国駅の両国橋たもとに大井川鐵道の保守作業場所っぽいものがありました。ここで日々点検を実施されているのでしょうか。
HPには「あぷとラインの昔からの車両基地があり乗務区、車両区及び保線区の詰め所」もあるとの説明を発見。
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千頭駅前のロータリーに面しているおみやげ店でお約束の川根茶ソフトクリーム300円と、水出し煎茶の川根茶100円を頂きました。
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川根温泉笹間渡(ささまど)を過ぎたあたりにある「道の駅 川根温泉」。
昼過ぎに出発して、80km弱を18:00頃の日没までに走破したいということで頑張ってましたが、接岨峡温泉だけでなく、川根温泉に浸かっておきたいという思いが断ちきれず、浸かることに。。。
足湯は無料なので、そそくさと足湯仲間に入ります。左に座っている方は近隣の方のようで、退職してからロードで近傍を走られているとのこと。
JRまでの行き先として、島田駅にするか、金谷駅にするかを相談したところ、島田は下り基調、金谷に行くには上りもあるが、水道橋を経由すればなんとかなるという貴重な情報あり。結果的には、水道橋経由のルートをあらかじめGPSでマッピングしていたようで、GPSに従って走行することでお勧めルートを走行できました。Thanks!
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島田市にある水道橋。島田市の神座(島田側)と横岡新田(金谷側)を結ぶ橋となっており、この橋の中には、上流のダムで取水された大井川の水を右岸(遠州側)に送るパイプが通っているとのこと。
橋の両端では、水が流れる音がゴーッゴーッと鳴り響いていますので、水道橋であることがわかります。この橋は、車も通行できるように1車線が切られていました。
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ちょうどこの水道橋を渡っているあたりで夕闇の帳が落ちてきました。
フロント2発、リヤ2発のパッシング用ライトは装備しているものの、道を照らすほどの照度をもったライトは装備していません。ヤバッ。
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金谷駅に18:57到着。駅待ち合わせ室の時刻表をのぞくと、19:04発の各駅停車あり。うーん、この短時間で輪行を仕上げたことはない。いっちょチャレンジしてみるか、ということでミニベロの輪行にかかりました。
GPSを停止して保存し、水筒、フロントバッグ、ミッドシップバッグ、リヤバッグを外し、BD-1を輪行袋に収納。ヘルメットや水筒その他雑々したものは、スーパーのお買い物袋に突っ込んで、同じく輪行袋に収納します。
これらを抱えて、改札を越え、階段を使って向かいのホームに着くときに列車が到着し、ギリギリ間に合いました。やったぜ、6分で輪行+移動1分程度のミッションを完了しました。
途中、名古屋駅の乗り換え時間にきし麺を見つけ、夕飯に。
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【本日のおやつ】
1.チップスターとジャイアントコーン 245円
2.スポーツ系飲料 150円×5本
3.お茶 150円
4.コカコーラ 150円
5.川根茶のアイス 300円
6.水出しの川根茶 100円
7.なめこ山菜きしめん 470円
【おみやげ】
1.ゆずジュース 250円
2.川根茶の羊羹 735円
3.草だんご 300円
自宅を 4:50出発
JR金谷駅を 7:21通過(JR他代 6,240円)
大井川鐵道井川駅に 11:12到着(大井川鐵道代 3,090円+手荷物520円)
井川で昼食後 11:58出発
JR金谷駅に 18:57到着
本日の走行距離: 77.60Km
本日の平均速度: 16.9Km/h
本日の走行時間: 4時間35分08秒
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