黄金色に輝く「干しいも」 |
干しいもに適した季節は、冬の寒い季節です。なんでも冷たい風に当てる必要があるからだとか…。作ってから日光にあてるまでに何日も放置するとカビるかもしれないので、干しいもを作るのは天気のよい日を選びます。
干しいもを作る基本的な材料
さつまいも 好きなだけ |
Let’s start!
作り方 | ||
1 | 【皮を剥く】 芋の両端を切り落とし、皮を剥きます。皮を剥いた芋は変色しないように、すぐに流水を当て、水に漬けながら次の工程に移ります。 |
|
2 | 【スライス】 芋を1〜2cm厚さにスライスします。スライスした芋はまた、すぐに流水に漬けておきましょう。 |
|
3 | 【灰汁取り】 灰汁をとるために、3時間〜一晩ほど水に漬けておきます。 |
|
4 | 【蒸かす】 沸騰後10分間、強火で蒸かします。 |
|
5 | 【干す】 一日に何度か、表と裏をひっくり返し、芋全体が均一に乾くように2〜3日干します。なんでも4月〜10月の間は、風が冷たくないので、おいしい芋にならないとか…。 なんででしょうかね (^_^;) |
|
6 | 【焼いてみました】 ストーブの遠火であぶってみました。黄土色の芋は、みるみるうちに黄金色に変わり、ホクホクの芋ができました。生で食べるより、やわらかくって食べやすかったです。 |
ここでの「こつ」
※1 【両端を切り落とし、皮を剥き】
カビた部分や、味の落ちた部分は茶色く変色しています。そのまま干しいもにしてもおいしくないので、変色している部分は切り落としておきます。
※2 【業者さんの手順】
業者さんの干しいもは、次のような手順となるようです。これもやってみましたが、蒸かした後に熱いうちに皮を剥くことになるので、やけどの心配があるのと(軍手をはめて作業しましたが、湿気ているので熱かった…)、蒸かす時間が長いので、今回のような手順の方法を紹介しました。
1.両端を切りおとす
2.芋をまるのまま、1時間ふかし、火を止めた後20分むらす
3.熱いうちに皮を剥く
4.スライスして干す
※3 【2〜3日干します】
業者さんのページには、干す工程だけでも次のような手順になっていました。うちの子供にはとても待てない時間でした。 (^_^;)
1.初日は陰干し
2.2日目〜3日目(4日目)は、日干し
3.木箱に入れ、数日おく
4.2日陰干し
5.木箱に2週間入れ、白い粉をふかす
|