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この感動、感激をあなたにも「野麦峠オートキャンプ場」

 都会に住んでいると、自然に親しみたいと思うことは良くあることです。でも一言で自然に親しむと言っても、「自然」という言葉でイメージするものは、人によって千差万別であることは、百も承知の上で、野麦峠オートキャンプ場を紹介したいと思います。
 学生時代の体育会系サイクリング部の活動をとおして、これまで、いろんなところにキャンプに行きました。かつて地道で自然が満載だったスーパー林道も、今ではほとんどが舗装されており、当時を偲ばせる「自然」には、なかなか接することができなくなっています。
 ※野麦峠が舗装されていないわけでは、決してありません。野麦峠も舗装されてはいます。

 そんな中、渓流が道路の脇を流れ、趣のある民家が軒を連ねる地区としての野麦峠は、日本古来の伝統とも言える姿を残しており、それがまた、一種のカルチャーショックに近い、新鮮な感覚を与えてくれました。今回は、すぐ近くにある、上高地にも行きましたが、上高地は、人の手によって完璧に守られた自然ですが、野麦峠のある奈川村は、自然に寄り添う形で、自然と共生しているという感覚を覚えました。また、来年も避暑に来るぞーッ!


野麦峠オートキャンプ場 各種データ

1. 所在地
〒390-1611
長野県南安曇郡奈川村29-1
2. 電話番号 0263-79-2468 予約は3月1日より始まり、受付時間は8:30-17:00頃
3. 標高 1,300m
4. オープン 1997年
5. 入場料 下記利用料金とは別に、1泊あたり \100/人 が必要
特記事項 キャンプサイト \3,700/泊(電源使用料 プラス\500/泊)
 全てAC電源付き
 風呂はないものの、シャワー\100/3分 は管理棟にあり
 洗濯機 \200/40分
コテージ
コテージ5人用(\10,500)とバリアフリーコテージ7人用(\20,000)あり

以下5人用コテージに装備されていた備品です

  ロフト、冷蔵庫、魚焼き器付き2口ガスコンロ、暖房便座付水洗トイレ、ユニットバス
  清潔なシーツが用意された布団(毛布付き)、包丁×2、まな板、大鍋、やかん、おたま×3
  茶碗×5、みそ汁椀×5、皿×5、小皿×5 (箸はありません)、急須、湯飲茶碗×5
  たわし、金属たわし、スポンジたわし×2、石鹸(洗剤はありません)、盆
  座卓、魔法瓶、ファンヒータ、電気掃除機、ほうき、換気扇、ガスもれ警報器
  風呂おけ、風呂イス、ベランダ履きスリッパ×2

※上記全てが常に備品として用意されている保証はありません。管理人さんに確認することをお勧めします。上記は1つの目安とお考えください。2004.7.31現在のデータ

 


Let’s Go!

写真の説明  
【野麦峠オートキャンプ場 管理棟】

 シャワー室と、トイレがついています。夜間は無人。

【キャンプサイト】

 芝生がきれいなキャンプサイトです。全てのキャンプサイトには、AC電源が装備されています。

【炊事場】

 清潔でした。2棟あるため、各キャンプサイトからそう離れてもいないので、使い勝手も良さそうです。

 炊事場に装備されているバーベキューコーナー。
 若干さびているものの、しっかりした作りなので、錆を落とせば、本格的な料理もできそうです。とはいっても、各自、用意してきた七輪やツーバーナーを使うんでしょうね…。
【トイレ棟】

 清潔でした。暖房便座もついているので、冬場も安心して座れます。

【コテージ(5人用)】

 奥行き180cm、幅約5mのベランダをもったロフト付きコテージ
 目の前にスクリーンタープをはれる広場もあったものの、このベランダだけでも、十分アウトドア料理を満喫できました。

【コテージの室内】

 コンドミニアムレベルの台所がついています。  ヽ(^。^)丿
 上部の空間がロフトになっており、左側にある固定階段からロフトへ上がるようになっています。室内照明もリビング、ロフト、キッチンと3カ所に白熱灯が付いているという、いたれりつくせり。当然風呂、トイレにも付いてますし、階段やベランダにさえ照明あり。
 ちなみに写真左端が廊下で、流しの裏側が風呂、その向こう側がトイレです。

【冷凍冷蔵庫】

 この冷蔵庫があったので、買いだめもできて、とても便利でした。。。
 というより、ガイドブックで紹介されていた最寄りのAコープが閉店していたので、この冷蔵庫がなければ、毎日片道30分の買い出しが必須…。 (O_O)ビックリ!

【ガスコンロ】

 魚焼き器付き2口ガスコンロ。
 プロパン式です。換気扇もあるので、もう自宅にいる気分で、調理が可能です。

10 【食器等】

 包丁×2、まな板、大鍋、やかん、おたま×3
 茶碗×5、みそ汁椀×5、皿×5、小皿×5 (箸はありません)、急須、湯飲茶碗×5
 たわし、金属たわし、スポンジたわし×2、石鹸(洗剤はありません)、盆

11 【ロフト】

 大人3〜4人が余裕で就寝できるスペースがあります。
 子どもたちは、非常に気に入り、興奮してはしゃぎまくり。

12 【ベランダ】

 奥行き180cm(壁の中心距離)、幅5mくらいのベランダ
 テーブルを柵にくっつけて置けば、「コの字」形の配置で座ることができました。
 屋根はさらに90cm程度せり出しているので、若干の雨ではベランダが濡れる心配もありません。

13 【ベランダの照明】

 ベランダを照らす照明も付いています。ただし、この照明を点灯すると、誘蛾灯のように蛾が集まってきてしまったため、やむなく消灯し、ガソリン式のランタンをちょっと遠くに配置しました。

14 【暖房設備等】

 ファンヒータです。排気は、直接屋外に排出できるように配管されていました。
 掃除機やほうき、ゴミ箱もあります。

15 【ユニットバス】

 きれいな風呂です。点火は、台所にあるスイッチをONにするだけの簡単さ。
 風呂おけと、イスもあります。

16 【洗面所】

 玄関ドアの真横に設置されている洗面所です。大型ミラーも付いています。

17 【その他】

 管理棟で販売されているものは、カップ麺とスナック菓子がせいぜいで、ほとんど無いと思った方が良いでしょう。
 ほとんどのガイドブックに載っていたAコープは閉鎖していました(H16.7.31現在)ので、奈川村役場の近くにあるJAや旧Aコープの向かいにある酒屋で買うことになります。
 ※この酒屋さんで売っている食パン(3斤400円)は美味でした。

18 【自然】

 素晴らしい。
 近くには、渋沢温泉、奈川温泉など、日帰りで楽しめる温泉も豊富。奈川名物とうじそばもおいしかった。

19 【帰路】

 東京レインボーブリッジからみた、勝ちどき方向の景観。
 もうじき、あの職場へ戻らねばならないと考えると、うーん、つらい。

20  排ガスだらけだし、なんといっても東京は暑い…。
     

ここでの「こつ」

※1 【来年も避暑に来るぞーッ!
 標高が1,300mと高いため、昼は日向では、日差しが強いものの、日陰はひんやりとしており、飛騨高山で32度だった日も、26度〜28度とすごしやすい気温でした。木立に囲まれたコテージでコーヒーを飲みながら、小鳥のさえずりなんかを聞く、、、なんて最高でした。

※2 【コンドミニアムレベルの台所
 快適さを最高度にまで高めてくれたキッチンです。ほとんど手ぶらで行っても、それなりに楽しめます。ただし、箸と洗剤は用意されていないので、これだけはご用意を!!

※ 【メモ】
 ドライブルートおよび、現地での起床時間などの実績値

ドライブルート
最寄りの京葉高速道入口
首都高(東京レインボーブリッジ)
中央高速道
長野高速道
松本I.C.
国道158号線(梓湖の奈川渡ダムにてトンネル内分岐)
長野県道26号線(奈川村役場の近くにあるJAが食材を揃えられる最終地点)
長野県道39号線(旧Aコープの向かいに一部食材も販売している酒屋あり 野菜等生鮮食品なし)
野麦峠オートキャンプ場
時間 7/27(火) 4:30起床 5:00子ども起床 6:00千葉出発 朝食を車内で摂る 12:00野麦峠AC着
7/28(水) 5:00起床 5:30子ども起床 6:00朝食 8:00野麦峠AC出発 8:30沢渡駐車場 9:30上高地
7/29(木) 一日ぶらーっと野麦峠AC周辺で自然を満喫(渋沢温泉)
7/30(金) 6:00起床 6:30子ども起床 7:30朝食 9:00野麦峠AC出発 12:00飛騨高山 15:00帰路
7/31(土) 5:30起床 6:30子ども起床 7:30朝食 8:30搬出&清掃&チェックアウト 10:00出発

参考文献
 ・奈川村公式サイト - NAGAWA VILLAGE -さんの野麦峠オートキャンプ場
 ・Crazy for snow !さんの超穴場・野麦峠スキー場

 


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