衣紋かけで作る転倒防止具 |
コートなどの洋服をクリーニング屋さんにお願いすると、クリーニングされた洋服が針金でできた衣紋かけに吊されて返して貰えることがあります。クリーニングを利用する回数が多くなると、この針金が家にたくさんたまってくるものです。10個集めると50円と引き替えてくれる再利用のお店もあるようですが、ちょっと待ってください。この衣紋かけは、針金でできているんです。それも服に傷を付けないように、ご丁寧に色つきのコーティングまでしてあるものがほとんどです。これを再利用しない手はありません。
この衣紋かけを使うと、いろんな針金細工ができますが、ここでは転倒防止具の作り方をご紹介します。
家具転倒防止具の基本的な材料
衣紋かけ | 「?」型のネジ |
安全性を高くするための追加材料
突っ張り棒 | 板 |
用意しておきたい器具
ペンチ | キリ |
Let’s start!
作り方 | ||
1 | クリーニング屋さんがくれる針金の衣紋かけを用意します | |
2 | 衣紋かけを2つのペンチを使って直線にのばします | |
3 | 端から5cm位のところを曲げ、ネジを使って、壁に固定します | |
4 | 壁が弱い場合には、強度を高めるために、2重3重にすることをお勧めします | |
5 | 電気製品の背面ではネジが取り付けられないことが多いようです。この例では、ドアの蝶番を使って固定してみました | |
6 | 突っ張り棒の例です。突っ張り棒は上下動を抑えるのに効果があります。この例では、天井が強度不足になったので、板で補強してみました。ただし、地震時に板が落下することのないように… | |
7 | 上記の突っ張り棒と、固定針金の併用です |
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